SPLは「Sound Performance Lab」の略で、1983年にドイツで誕生したオーディオメーカーです。一般用のオーディオ製品はもちろん、スタジオ向けのミキシング・マスタリング機材なども高い評価を受け、プロアマ問わず世界中で愛されるブランドとなっています。

当店でも発売開始以来、おかげさまで人気アイテムのひとつとして販売させていただいておりましたが、昨年の日本・旭化成の工場火災に端を発した、DACチップをメインとした半導体の世界的な品不足はオーディオ業界だけでなく多くのエレクトロニクス製品の生産に多大な影響を及ぼしています。特にパーツを厳選して組み立てるハイクラスオーディオ・プロフェッショナルオーディオ製品に与えるダメージは大きく、また欧米各国では未だ終息の兆しの見え難い新型コロナウイルス流行による操業率の低下も相まってこのたびSPLジャパンより、SPL社の一部製品に関して2021年5月1日より価格改定、値上げが決定しました。

今回はその直前とはなってしまいますが、まだ値上げ前のお値段でご購入（お取り寄せ）が可能なタイミングの今、フジヤエービックで売れ筋のSPL製品3機種をご紹介いたします。「SPL製品が気になっていたけどいまひとつ踏み切れない」という方、ぜひご参考に！

弊社取扱SPL製品で最も人気の高い「全部入り」USB DAC内蔵バランスドライブヘッドホンアンプ

やはり一番人気はヘッドホン用バランス端子あり・マトリックス機能あり・DAC機能ありの"全部入り"Phonitor x With DAC768xsです。特にヘッドホン使用時に「スピーカーでの聴こえ方」をシミュレートして再現するマトリックス機能は、その効き具合だけでなくなんとスピーカーの設置される角度までも4段階で調整可能。こうした機能は好き嫌いのわかれるところもありますが、普段聴きなれた音源でもまた違った楽しみ方ができる機能としてたのしんでいただけるのではないでしょうか。もちろんこの機能はOFFにすることもできます。

「バランス端子は必要ない」という方に人気なのが「Phonitor se」

入力はアナログRCAと同軸・光・USBのデジタル部に出力はシングルエンドのヘッドホン端子のみ、というシンプルな製品ですが、特にDTMなどでモニター用に使用する方からはこの薄い筐体が邪魔にならず良い、という感想も。意外と机の上、機材を積んでしまいがちですもんね…

プリ／メインシステムが出来上がるハイクオリティパワーアンプ「Performer s800」

最後にご紹介するのがSPLのパワーアンプ・Performer s800です。ヘッドホン関連製品がメインのフジヤでパワーアンプ？と意外に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、最近はヘッドホンでもプリ・パワーアンプの使用が前提の製品（RAAL SR1aなど）があったり、いわゆる「おうち時間」の増加でスピーカーオーディオに取り組む方が増えたりと、けっこうパワーアンプの需要も高まっているようです。

やはり世界的なDACチップの価格高騰が響いているのか、DAC内蔵モデルの値上げ幅が大きいようです。当店でお取り扱い中のSPL製品はこの他にも「Director Mk2」「Elector」がございますが、やはりいずれも5月1日から価格改定（値上げ）となります。

SPL製品をご検討中の皆様、4月中にご注文いただければ改定前のお値段でお買い求めいただけます！1-48回払いまで金利０％の大好評 Webショッピングクレジット分割払い や、お持ちの機材を下取りに出して差額でのご購入（差額分の分割払いも可能）も承っていますので、お気軽にご相談ください。

なお、SPL製品のお取り寄せにつきましてはご注文から1～2ヶ月ほどお時間を頂戴いたしますのでご了承下さい。