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2021.05.23

ここだけの情報公開あり?!アンケート結果もちょっとだけご紹介しながら「春のヘッドフォン祭2021 ONLINE」を振り返る【後編】

ここだけの情報公開あり?!アンケート結果もちょっとだけご紹介しながら「春のヘッドフォン祭2021 ONLINE」を振り返る【後編】

4月24日に開催した「春のヘッドフォン祭2021 ONLINE」から早いものでもう1ヶ月が経ちました。今回も各メーカー・代理店の皆様にご協力いただき、多数の新製品をご紹介した約8時間の生放送となりましたが、この辺でその内容を振り返ってみたいと思います。本日は後編、TOP WING Cybersound GroupからFitEar、のむらけ!、さらに当日実施したアンケートの結果もちょっとだけご紹介。

■この記事の監修 フジヤエービック
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TOP WING Cybersound Group

それでは昨日に引き続き「春のヘッドフォン祭2021 ONLINE」振り返りをお送り致します!
後編は数多くの海外オーディオメーカーを束ねる代理店・TOP WING Cybersound Groupから菅沼さんが登場、注目のiFi Audio新製品3機種をご紹介いただきました。

まずはベストセラー機のスペシャルバージョンZEN DAC SignatureZEN CAN Signatureから。普段はなかなか目にすることのない内部基板の映像をまじえ、通常モデルとどんなところが変わったのかを解説。さらにそんなZENシリーズと組み合わせるのに最適な”超ローノイズ”ACアダプターiPower Eliteもご紹介。
また、TOP WINGオリジナル製品として4.4mmバランス接続用のセレクターが開発中であるという発表も。こちらは国産かつパーツにもこだわったためお値段はちょっとお高めになるようですが、こうしたニッチでマニアックなアイテムをしっかりカバーしてくれるのはさすがです。

トライオード(Crosszone)

続くトライオード・Crosszone(クロスゾーン)からは商品企画部長の西谷さん、技術部・音響アドバイザーの浜田さんというまさにバリバリの製品開発者おふたりによる新型ヘッドホンCZ-8Aのご紹介!Crosszoneがこだわり続ける”頭外定位”の仕組みについて、詳細な解説つきでお話いただきました。
DSPなどいわゆる電子的な方式に頼らず、あくまでもアコースティックな技術で立体的な音を再生するためのメカニズムをぜひご確認下さい。またこのCZ-8Aでは特に従来モデルでの弱点ともいえたボーカル域の再生を重視したとのことで、”音の波面”というキーワードも登場。そのあたりのお話も注目ですよ。

エムアイセブンジャパン (Austrian Audio)

前回の「秋のヘッドフォン祭2020 ONLINE」でもご紹介しましたAustrian Audioは現地オーストリアから同社CEOのマーティン・ザイドルさんがVTRでご出演!製品の型番「Hi-X」に込められた意味や、デザイン性と機能性を両立させるために考え抜かれた各パーツのお話など、普段なかなか聞けない裏話が語られています。

もちろん日本語字幕つきですのでご安心を。国内外のメーカーさんご自身から製品に対する想いや裏話を聞けるのも、またヘッドフォン祭ならではかと思います。以前のように、海外の方々も気軽に参加いただけるイベントの再開を目指していますのでご期待下さいね。

カナルワークス

国内カスタムイヤホンメーカー・カナルワークスからは林さんにお越しいただき、新製品CW-L91およびそのユニバーサル版となるCW-U91をご紹介いただきました。このモデルは16基ものBAドライバを搭載しているのですが、その16基がすべて同じドライバで構成。通常、複数のBAドライバを使用する際は再生する帯域ごとに異なる種類のものを組み合わせるのですが、それをあえて同一ドライバでそろえることで音のまとまりや音域のつながりの良さを追求しています。

動画の中ではそのBAドライバの実物もアップでご紹介。また、CW-L91はユーザー自身で抵抗を差し替えることで音質変更が可能なPSTS(Personal Sound Tuning System)モデルも展開。そちらも実機でご紹介しています。

FitEar

メーカー出展のラストを飾るのはご存知、須山社長率いるFitEar。実はFitEar、その源流となる「iPod用イヤホンのカスタムイヤーモールド」作成から数えて今年で”ざっくり20周年”!その記念モデルとなるのが名機To Go! 334を9年ぶりにリニューアルしたユニバーサルイヤホンTG334です。こちらは先日のブログでもレビューをお届けしましたが、まさにFitEarがこれまで蓄積してきた技術とトンチの集大成ともいえるモデルとなっています。

また、終盤には須山社長お得意の「完全にこじらせちゃった」アイテムも登場。とはいえ長年ヘッドフォン祭で須山社長のプレゼンをご覧の方はよくご存じかと思いますが、この一見個人的なお遊びに見える行動がのちのちの新製品の布石だった、というパターンが過去いくつも…今回のアーカイブ、もしかしたら数年後に「あの時のコレがこんな形になったとは!」となる歴史的証拠になるかも知れませんよ。

のむらけ!

最後のコーナーはこれまたおなじみの「のむらけ!」をお届け。今回は司会進行を我妻美月(わがつま みづき)さんが担当し、ゲストにフジムラトヲル(TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND)さん、そしてfinal/agの森さんをお迎えしてのトークショーをお送りしました。森さんからは当時まだ未発表だったFir AUDIOの国内50台限定イヤホンFIVE×FIVE(ファイブ バイ ファイブ)をチラ見せでご紹介。

実はこの日、野村さん・我妻さんご出演のラジオ番組「レインボータウンFM みケらじ!」の放送もあったのですが、野村さんはメインパーソナリティであるにもかかわらずヘッドフォン祭ONLINE出演のため欠席!ということで今回の「のむらけ!」はみケらじ延長戦という感じで進行しました。こちらはぜひアーカイブでお楽しみ下さい。

FiR AUDIO FIVE×FIVE(ファイブ バイ ファイブ)
>>オンラインショップで詳細を見る

アンケート

そして今回の配信では、634earsさんご提供のイヤホン「SARN」と岸田メル先生描き下ろしのヘッドフォン祭ONLINEポスターのプレゼント企画を実施しました。こちらは応募の際アンケートを設定させていただきましたが、せっかくですので今回いただいた回答をちょっとだけご紹介します。

やはり一番多かったご感想としては「新製品がいち早く見られてよかった」というもの。少し前まではリアルイベントが開催できない場合、写真と文章でしかお伝えできなかったものが配信という形でご覧いただけるようになったというのは改めてすごい時代なんだなあ…と感じます。

「一番気になった製品は?」という設問ではやはりイヤホンのハイクラスモデルに票が集まった印象もありますが、その反面「今後取り上げてほしい情報は?」という設問には「もう少し入門的な機器も紹介してほしい」「初心者向けの解説を」というご意見もありました。ヘッドフォン祭はマニアが集まる場、という印象がありますが、実際はこれからヘッドホンやイヤホンを楽しんでみようかな?という方も多くいらっしゃるイベントでもあるのです。

さらに「次回呼んでほしいゲストは?」という設問には今回出展のなかったメーカーさんを希望される方が多い中、コラボイヤホンをいくつも出されている某アーティストさんやガジェット系Youtuberのあの方、アーティスト活動も精力的にこなす人気声優さんのお名前も…。もちろん「小岩井ことりさんには絶対続投してほしい!」というご要望も数多くいただきました。こちらは実現するためにはいろいろと乗り越えなければならないコトもありますが(スケジュールとか予算とか…)、今後のヘッドフォン祭運営の参考とさせていただきます!

634ears SARN
634ears SARN

まとめ

ということで今回も残念ながらオンライン開催となってしまいましたヘッドフォン祭ですが、次回予定はいまのところ「9月18日(土)、19日(日)」ということで計画進行中です!が、こちらは社会情勢などなどにより今後もしかするとなんらかの変更があるかも知れませんので、その際は都度お知らせしたいと思います。次こそはぜひ、リアルイベントとして皆様に楽しんでいただけることを願いつつ…またお会いしましょう!

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