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2022.11.17
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【音質レビュー】Victor HA-FX150Tはプロが音質チューニングを手掛けた注目の完全ワイヤレスイヤホン

【音質レビュー】Victor HA-FX150Tはプロが音質チューニングを手掛けた注目の完全ワイヤレスイヤホン

Victor HA-FX150Tは小さなボディに大きなこだわりを詰め込んだ完全ワイヤレスイヤホンです。ビクタースタジオのエンジニアが音質チューニングを手掛けたサウンドと気軽に使用できるサイズ感も魅力の「HA-FX150T」の詳細と音質をレビューします。

フジヤエービック店舗イメージ
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Victorとは

Victor(ビクター)は設立から90年以上の歴史をもつ、日本のオーディオブランドです。国内のみならず海外でも「JVC (Japan Victor Company)」の名で知られており、特にイヤホン・ヘッドホンの世界では唯一無二の”木の振動板”を採用したWOODシリーズが人気を集めています。ちょうど1年前にはそのWOODシリーズ初の完全ワイヤレスイヤホン「HA-FW1000T」を発売、大きな話題となりました。

【試聴レビュー】完全ワイヤレスイヤホンVictor HA-FW1000T

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 【試聴レビュー】完全ワイヤレスイヤホンVictor HA-FW1000T ブログイメージ

そしてこの秋、また新たなモデルが本日発売となりました!それがこちらの「HA-FX150T」、ビクタースタジオのエンジニアが音質チューニングを手掛けた『Tuned by VICTOR STUDIO』の完全ワイヤレスイヤホンです!

Victor HA-FX150T画像
HA-FX150T

今回はこのHA-FX150Tについて、詳細と音質について詳しくお届けいたします。

Victor HA-FX150Tの外観と特徴

パッケージ

HA-FX150Tのパッケージ内容は本体、充電ケース、充電用USB Type-Cケーブル、イヤーピース(S/SM/M/ML/Lの5サイズ)、マニュアルとなっています。外箱含め、脱プラの環境に配慮したパッケージングです。

HA-FX150Tの内容物の画像
HA-FX150Tのパッケージ内容

イヤーピース

イヤーピースはHA-FW1000Tでも採用されていた、Victorオリジナルの「スパイラルドットPro」です。穴の内側に特徴的な”ドット”がらせん状に刻まれているほか、音の出口に凸形状の突起が追加することで音のにごりを抑え、クリアで繊細なサウンドを実現しています。

HA-FX150TのイヤーピーススパイラルドットPro断面イメージ
スパイラルドットPro断面

充電ケース

充電ケースはかなりコンパクトで、カバンやポケットなどに放り込んで持ち運ぶには最適な形状です。ケースのフタ天板、それからイヤホン本体にはおなじみのビクター犬・ニッパー君のロゴマーク入り。

なお、HA-FX150Tはブラックとブロンズの2色展開で、充電ケースもそれぞれのカラーに統一されています。

HA-FX150Tのケース天板とイヤホン本体のニッパー君の画像
ケース天板とイヤホン本体にニッパー君

イヤホン本体

イヤホン本体は、ほぼ円筒形だった前モデル「HA-FX100T」からやや小型になり、丸みを帯びた形状となっています。操作はすべてニッパー君が刻まれたフェイスプレートへのタッチ操作で行うほか、ついにこのHA-FX150Tでは専用アプリが導入されることとなりました!残念ながらこのレビュー作成時には間に合わなかったのですが、専用アプリからは各種操作の設定・切替ほかアップデートなども行えるとのことです。

HA-FX150Tのブラックとブロンズの画像
カラーはブラックとブロンズの2色

ステム

HA-FX150Tのステム(軸)は段差が設けられたもので、全体的にちょっと長めとなっています。このため、イヤーピースはひとまわり小さめなサイズを使ってしっかり耳の奥まで差し込んだ方が耳に固定できるかと思います。HA-FX150Tにはノイズキャンセリング機能も搭載されていますが、こうして装着時の密閉性を高めることで外部の騒音はほぼ気にならないレベルになります。

また、(写真では逆さですが)本体に「IPX4」と明記されているように生活防水が施されているので、雨や水しぶき程度であれば問題ありません。屋外で使用することが多い完全ワイヤレスイヤホンとしては嬉しいポイントです。

HA-FX150Tのステム画像
HA-FX150Tのステム

ビクタースタジオをイメージしたカラー

HA-FX150Tで新たに搭載されたのはノイズキャンセリング機能だけではありません。数々の名盤を生み出してきたレコーディングスタジオ「ビクタースタジオ」を所有するという強みを活かし、有名アーティストのレコーディングを手掛けてきたエンジニア氏3名によるサウンドモード(3種類)が搭載されています。サウンドモードはこのほかFLAT/BASS/CLEARと、合計6種類の音質が楽しめるイヤホンとなっています。

実はこのHA-FX150Tの2色は、スタジオ機材(ブラック)とスタジオのライティング(ブロンズ)をそれぞれモチーフにして採用されたとのことです。

反面、前モデルHA-FX100Tと比較すると、HA-FX150Tの対応コーデックは「SBC / AAC」のみとなり、aptXが省かれてしまいました。

HA-FX150Tのビクタースタジオをモチーフとしたカラーリングイメージ
ビクタースタジオをモチーフとしたカラーリング

HA-FX150T音質レビュー

それではHA-FX150Tの音質も確認したいと思います。今回はスマートフォンとの組み合わせで、サブスク音源を何曲か試聴してみました。

HA-FX150Tとスマートフォンの組み合わせ

HA-FX150Tとスマートフォンの画像
HA-FX150Tとスマートフォンの組み合わせで試聴

まずはサウンドモードを「FLAT」にして聴いてみます。フラット、とはいうものの傾向としては温かみのある少々柔らかなサウンドで、低域の力強く豊かな量感が印象的です。精密に1音1音を鳴らし分ける、という感じではないものの音の分離感も良好で、心地よく音楽が楽しめるイヤホンとなっています。

3つのサウンドモード

ここでサウンドモードを切り替えてみましょう。「PROFESSIONAL 1」では低域の量感が抑えられてボーカル域がメインに、「PROFESSIONAL 2」では音場が左右に広がってステージ感がアップ、「PROFESSIONAL 3」では高域と低域とがぐっと強調されて派手めなサウンドに、とそれぞれのキャラクターが明確に分かれたチューニングであるように感じます。切替も左のタッチセンサー長押しと簡単(アプリからの切替も可能とのこと)なので、その時聴いている曲によって使い分けるのも良さそうです。

ノイズキャンセリング

また、ノイズキャンセリング機能については周囲の騒音を打ち消すほど強力ではないものの、その分オン・オフ切替時の耳への圧迫感などもなく充分にノイズレベルを低減してくれます。

イヤーピースをしっかりと耳の奥に押し込んで装着してしまえば、再生中の外部ノイズはほとんど気にならなくなるかと思います。イヤホン単体のバッテリーもノイズキャンセリング機能オンで最大7.5時間持続するとのことなので、バッテリーのもちを気にしてわざわざオフにする必要はなさそうです。

製品仕様

ドライバーユニット 口径6mm 通信方式/出力 Bluetooth® 標準規格 Ver.5.2、Power Class 1
対応コーデック SBC、AAC 対応コンテンツ保護 SCMS‐T 方式
電池持続時間(ノイズキャンセリング ON) イヤホン:最大 7.5 時間、充電ケース:最大9.5時間(計:最大17時間) 電池持続時間(ノイズキャンセリング OFF) イヤホン:最大 9 時間、充電ケース:最大12時間(計:最大21時間)
充電時間 イヤホン:約2時間、充電ケース:約2.5時間 質量 イヤホン(片耳):約4.4g、充電ケース:約29.2g

【商品情報】Victor HA-FX150T

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Victor HA-FX150T

まとめ

Victorならではの『Tuned by VICTOR STUDIO』完全ワイヤレスイヤホン「HA-FX150T」は
・コンパクトで持ち運びに適した充電ケースと、耳に収まりやすい小型ハウジング
・ビクタースタジオのエンジニアがチューニングしたサウンドモード3種を搭載
・ウォームで低域の量感豊かな心地よい音質と違和感のないノイズキャンセリング性能

と、小型かつ気軽に使用できる親しみやすさにサウンドに対するこだわりも加わった完全ワイヤレスイヤホンとなっています。

HA-FX150Tは本日から発売開始しております。専用アプリも配信開始しておりますので、ぜひ組み合わせてご活用ください!

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