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2022.12.01
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【音質レビュー】Campfire Audio Trifectaは徹底的に「3」にこだわった限定ハイクラスイヤホン!

【音質レビュー】Campfire Audio Trifectaは徹底的に「3」にこだわった限定ハイクラスイヤホン!

Campfire Audioから国内50台限定販売の3ダイナミックドライバー構成のユニバーサルイヤホン「Trifecta」が登場します。今回は、この個性的でユニークなイヤホン「Trifecta」の詳しい詳細と音質レビューをお届けします。

フジヤエービック店舗イメージ
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Campfire Audioとは

Campfire Audio(キャンプファイヤーオーディオ)はアメリカ・オレゴン州のイヤホンメーカーです。設立者はポータブルオーディオ黎明期から高品質なイヤホン用ケーブル・ポータブルアンプを生み出してきたALO AudioのCEOでもあるケン・ボール氏。そのブランド名には、ユーザーにとって「キャンプで行うたき火のように身近で楽しい存在」になるようにとの想いが込められています。

Campfire Audioロゴイメージ

そのCampfire Audioから、非常に個性的なユニバーサルイヤホンが登場します!それが全世界333台・うち日本国内50台限定販売のリミテッドモデル「Trifecta(トライフェクタ)」です!

Campfire Audio Trifectaの画像
Trifecta

今回はこのTrifectaについて、詳細および音質レビューをお届けします。

Campfire Audio の外観と特徴

ドライバー

モデル名のTrifectaは「3つの」「3回の」といった意味を持つほか、バスケットボールの「3ポイントシュート」を示すなど、数字の「3」に関わる名前となっています。透明度の高いナイロンハウジング製ハウジングの中にはその名のとおり、3つの10mm径ダイナミックドライバーが三角の形に向かい合わせに収められています。この3つのドライバーはすべてフルレンジで、ドライバーごとに再生帯域が異なるわけではないとのことです。

Trifectaのイヤホン本体の画像
10mm径ダイナミックドライバーを3基搭載

ハウジング

3つのダイナミックドライバーを収めるため、ハウジング自体のサイズはやや大きめです。形状としては、海岸でよく見かける消波ブロックに似ているでしょうか。

内蔵されている10mm径ダイナミックドライバーは、「Vega 2020」などでも採用されてきたCampfire Audio独自のA.D.L.C(アモルファス・ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングが施されたものです。

ステム(軸)はステンレススティール製で、一般的な太さなのでさまざまなイヤーチップを装着可能かと思います。

Trifectaのハウジング部分アップ画像
Trifectaはユニークな形状

付属のMMCXケーブル

ケーブルは新設計の「Time Stream Cable」です。MMCX端子採用の着脱式となっており、2.5mmバランス、3.5mmシングルエンド、4.4mmバランスの3本が付属します。ここにもTrifectaが持つ「3」へのこだわりが発揮されているようです。

付属ケーブル3本
3本のケーブルが付属

Time Stream Cableは銀メッキ銅導体を使用したフラットケーブルとなっていますが、非常に柔らかく取り回しは意外と良好です。分岐部にはCampfire Audioロゴの入った金色のメタルパーツが光ります。よく見ると、プラグのカバー部に「3本のライン」が刻まれていますね。

Time Stream Cable(3.5mm端子)の画像
Time Stream Cable(3.5mm端子)

付属のケース

今回はサンプルを使用したためその他の付属品が撮影できませんでしたが、実際のパッケージにはイヤーチップ (シリコンおよびフォームの2タイプ・各3サイズ)とクリーニングツール、そしてCampfire Audioがデザイン、ポルトガルの熟練した職人が手作りしたロビンズエッグブルーのキャリングケース 「Dimensional Folding case」 が付属します。

Dimensional Folding caseの画像
付属のDimensional Folding case

Campfire Audio Trifecta音質レビュー

それではTrifectaの音質を確認したいと思います。プレイヤーには12月9日発売予定のHibyMusicフラッグシップモデル「RS8」をセレクトしてみました。

HibyMusic RS8とCampfire Audio Trifectaを組み合わせて試聴

TrifectaとRS8
TrifectaとRS8

やや中低域寄りの柔らかさを感じさせる音色と、ダイナミックドライバー特有の音の厚みがより一層重ねられたかのような重厚感が耳に迫ってくるサウンドです。重厚感はありますがけっして暑苦しいわけではなく、頭の周囲を包み込むような広がりのある音場と、意外なほどにヌケ感と伸びのある高域とが組み合わさることで快適な聴き心地を生み出しているようです。近年多くみられるハイスピード系サウンドよりも、昔ながらのダイナミックドライバーらしい豊かなサウンドが好みという方にはたまらない音作りとなっています。

一方で、やはり3つの10mm径ドライバーを内蔵するためにハウジングが大きめであることは否めません。装着に際しては主にイヤーチップとステムの部分で耳に固定する形となるかと思います。耳のサイズが小さめな方にはぜひご購入前の試着・試聴をおすすめします。

製品仕様

ノズル ステンレススティール ドライバー フルレンジ 10mm A.D.L.C ダイヤフラムダイナミックドライバー
ドライバー構成 3 ドライバー 周波数特性 5Hz - 20kHz
入力感度 94dB SPL@1kHz:16.91mVrms インピーダンス 6.3Ω@1kHz

【商品情報】Campfire Audio Trifecta

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Campfire Audio Trifecta

まとめ

Campfire Audioの限定ユニバーサルイヤホン「Trifecta」は
・全世界333台(うち日本国内50台)限定販売のリミテッドモデル
・トリプルダイナミックドライバー構成に2.5/3.5/4.4の3本のケーブルが付属
・柔らかで重厚感たっぷりながら、ヌケ感と伸びのある高域の豊かなサウンド

と、徹底的に「3」にこだわりつつもしっかりと中身を仕上げてきた特別なモデルとなっております。

Trifectaは日本国内販売数50台限定で12月16日発売予定、ただいまご予約受付です。試聴機も本日より店頭展示しておりますので、この年末に続々登場をはたしたハイクラスイヤホンに興味津々な方はもちろん、ダイナミック型の音質をこよなく愛する方や、Campfire Audioの新しいチャレンジが気になる方はぜひ店頭でご試聴ください!

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