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2023.03.17
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beyerdynamic Free BYRDレビュー ユーザーにあわせて音質を自動カスタマイズするワイヤレスイヤホン

beyerdynamic Free BYRDレビュー ユーザーにあわせて音質を自動カスタマイズするワイヤレスイヤホン

beyerdynamic(ベイヤーダイナミック) Free BYRD のレビューです。ウォーム感のあるサウンド表現とユーザーの聴覚能力にあわせて音質を自動的にカスタマイズする機能を搭載した新しい完全ワイヤレスイヤホンを紹介します。

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beyerdynamicとは

beyerdynamic(ベイヤーダイナミック、以下「beyer」)は1924年にドイツ・ベルリンで設立されたオーディオメーカーで、日本でもDTシリーズやT1/T5シリーズといったハイクラスヘッドホンを中心に人気を集めるブランドです。国内代理店の移行にともなう若干の空白期間を経て、本日ついに国内再デビューを迎えることとなりました。

beyerdynamic Xelento remote/Xelento wireless(2nd generation)レビュー

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 beyerdynamic Xelento remote/Xelento wireless(2nd generation)レビュー ブログイメージ

先週ご紹介した「Xelento remote (2nd generation)」「Xelento wireless (2nd generation)」のほかにも複数のヘッドホン・イヤホンが改めて登場しましたが、その中には完全ワイヤレスイヤホンも存在します。

それがこちらの「Free BYRD」です!

Free BYRD
Free BYRD

今回はこのFree BYRDについて、詳細および音質レビューをお届けします。

Free BYRDの外観と特徴

ブラックモデルのパッケージ内容

まずはブラックモデルのパッケージ内容ご紹介から。
本体および充電ケース、イヤーピース(シリコンタイプ5サイズ、フォームタイプ3サイズ)、充電用USBケーブル、マニュアル類となっています。

Free BYRD ブラックモデルのパッケージ内容
Free BYRD ブラックモデルのパッケージ内容

本体カラーはほぼ黒一色です。「y」のロゴマークが刻まれた帯状の部分がタッチセンサーとなっています。

充電ケースはワイヤレス充電"Qi"(チー)にも対応していますが、充電用パッドなどは別途用意する必要があります。

Free BYRD ブラックモデル
Free BYRD ブラックモデル

グレーモデルのパッケージ内容

続いてグレーモデルのパッケージ内容をご紹介。
本体および充電ケース、イヤーピース(シリコンタイプ5サイズ、フォームタイプ3サイズ)、充電用USBケーブル、マニュアル類と構成はブラックモデルと全く変わりませんが、よく見るとシリコンタイプのイヤーピースのみ、カサの部分の色が本体カラーに合わせてグレーになっているのがわかります。

Free BYRD グレーモデルのパッケージ内容
Free BYRD グレーモデルのパッケージ内容

グレーモデルのイヤホン本体は薄いグレーに黒の帯状のタッチセンサーと、こちらはツートンカラーになっています。

ワイヤレス充電"Qi"(チー)に対応している点はブラックモデルと同じです。

Free BYRD グレーモデル
Free BYRD グレーモデル

充電用USBケーブル

付属品の中で他の製品とちょっと違うのが充電用USBケーブルです。端子そのものはType C-Aタイプですが、充電ケースに挿す側のType C端子がいわゆる「L型」となっていました。これ、地味なポイントですがたとえば狭い机の上で充電する時などは意外と面積をとらないので便利だったりするのです。

USBケーブルはL型端子を採用
USBケーブルはL型端子を採用

Free BYRDの側面

Free BYRD本体を側面から見るとこんな具合で、けっこう厚みがあることがわかります。モデル名の記載されている部分(雪だるまに例えると”あたま”)を耳の中に収めるように装着するイメージです。ステム(軸)部分にはしっかりと返しもあるので、イヤーピースの選択の幅も広そうです。

Free BYRD本体
Free BYRD本体

ステム(軸)の形状

ステム(軸)の形状は、やはり本日発売の「Xelento remote (2nd gen)」と同じ楕円形となっていました。

ステム形状は楕円形
ステム形状は楕円形

beyer公式アプリ「MIY」

Free BYRDはbeyer公式アプリ「MIY」との組み合わせでさらにその実力を発揮します。ノイズキャンセリング機能のON/OFFおよび外音取込機能への切り替え、ゲームや動画再生のための「低遅延」モードON/OFFなどのほか…

Free BYRD接続時のMIYアプリ
Free BYRD接続時のMIYアプリ

タッチコントロールの操作方法も2種類から選択可能です。

実はよく画面を見ると、ちょっとだけ日本語訳があやしいところもあるのですが…このあたりは今後アップデートされていくかと思います。

タッチ操作方法も切替可能
タッチ操作方法も切替可能

そしてユーザー自身の聴覚能力にあわせて音質を自動的にカスタマイズしてくれる「サウンドパーソナライゼーション機能」も搭載しています!設定方法は非常に簡単で、Free BYRDから聴こえるビープ音にあわせて画面を複数回タップしていくだけでOKです。さらにその設定の効き具合も調節可能となっています。

サウンドパーソナライゼーション機能
サウンドパーソナライゼーション機能

Free BYRD音質レビュー

それではFree BYRDの音を確認してみたいと思います。スマートフォンとaptXコーデックで接続、ノイズキャンセリング機能ON・サウンドパーソナライゼーションOFFの状態での試聴となります。

Free BYRDとスマートフォン
Free BYRDとスマートフォン

中低域の厚みを感じるウォーム系のサウンドで、頭を包み込むような音場の広がりが特徴的なイヤホンです。beyerといえば以前は”音が暗い”という印象もありましたが、このFree BYRDの高域は刺さりのない範囲で明瞭感のあるマイルドな響きを聴かせてくれます。分離感はやや甘さがあるものの、どちらかといえば空間の広がり・回り込みといった空間表現を味わう方向の音作りになっているようです。

ここであらかじめ設定しておいたサウンドパーソナライゼーション機能をONにしてみると、マイルドだった高域がよりクッキリと描かれるような変化が加わりました。この機能はユーザーごとに音質がカスタマイズされるため誰もが同じような変化を感じるかは不明ですが、アプリ上で簡単に効き具合も変更できるのでぜひ実際に試していただければと思います。

製品仕様

ノイズキャンセリング 対応 外部音取込 対応
マルチペアリング 対応 片耳モード -
対応コーデック SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive 連続再生時間 イヤホンのみ:最大11時間、充電ケース: 最大19時間(計:最大30時間)

【商品情報】beyerdynamic Free BYRD

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beyerdynamic Free BYRD

まとめ

beyerdynamicの完全ワイヤレスイヤホン「Free BYRD」
・シリコン製5サイズ、フォーム製3サイズと種類豊富で本体カラーにあわせた色のイヤーピースを同梱
・ユーザーの聴覚能力にあわせて音質を自動カスタマイズする「サウンドパーソナライゼーション機能」搭載
・ウォームかつ包み込むような音場の空間表現を味わうサウンド

beyerらしい音質を感じさせる作り込みと専用アプリ「MIY」との連携による自動カスタマイズなどの先進技術が融合したモデルとなっております。

こちらのFree BYRDは本日より発売開始となりました!店頭試聴機もご用意しておりますので、ぜひ店頭でお確かめください!

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