DARUMA AUDIO CELESTIALをオーディオ専門店スタッフがレビューします。オリジナル開発のφ10.6mmダイナミックドライバー1基を搭載、バランスが良く芯のある低音域と、伸びの良い中音域が特徴の有線イヤホンを詳しく紹介します。
目次
DARUMA AUDIO とは
CELESTIAL の特徴
CELESTIALの音質レビュー
Vento Conductor Etherealと比較レビュー
製品仕様
まとめ
DARUMA AUDIO(ダルマオーディオ)は中国・深セン発のイヤホンメーカーです。米国、日本、中国のメーカーにおいて安価な量産イヤホンから40万円クラスの数十基BAドライバー搭載の特殊モデルまで様々なOEMを請け負った実績を経てブランドオリジナルのイヤホンを販売、国内外問わず人気を獲得しています。
そんなDARUMA AUDIOから登場した有線イヤホン「CELESTIAL」をスタッフがレビューします。
イヤホン本体の素材はアルミニウムが採用されており、重量は片側わずか10gでとても軽いです。ボディに丸みがあるので耳に角が当たるといったこともなく、装着感が良いので長時間の利用にもおすすめです。
コネクタは、0.78mmの2pinを採用しており、リケーブルが可能です。
ケーブルは、一般的にスタンダードなOFC(無酸素銅)ケーブルを採用しています。柔らかくて取り回しは良く、耳掛け部分は癖付けがされているため、耳掛けしやすく馴染みやすいです。
ドライバーは、ブランドオリジナル開発のφ10.6 mmダイナミックドライバー1基を搭載しています。
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試聴楽曲は、緑黄色社会 / Shout baby、Taylor Swift / Sparks fly、東京佼成ウインドオーケストラ / アルヴァマー序曲
全体的にドライでさっぱりとした音色傾向ではありますが、低域はハリと芯があり力強いインパクトがしっかりと感じられ、中高音域は伸びが良くてキレがあります。サウンドバランスとしては、楽器とボーカルどちらもバランスよく聴けます。
同ブランドのEtherealと比較してみました。
どちらのモデルもサウンドバランスは整っており、モニター傾向の解像度の高めのイヤホンではありますが、CELESTIALの方が、一音一音のアタック感が明瞭でしっかりとしており、パワフルさを感じられました。
バランスの良さを感じつつ、楽曲のノリの良さを求めるならCELESTIAL、サッパリとしたサウンド傾向のみを求めるならEtherealがおすすめです。
ドライバーユニット | 自社開発φ10.6㎜ダイナミックドライバー1基 | インピーダンス | 18Ω |
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周波数特性 | 20Hz-20kHz | 出力音圧レベル | 106dB |
筐体材質 | アルミ | 質量(筐体のみ) | 片側10g |
【商品情報】DARUMA AUDIO CELESTIAL
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