フジヤエービック

 

分類

分類

  •   
2021.09.03
専門店・プロレビュー,

【試聴レビュー】予告から5ヶ月、DARUMA AUDIOのニューモデル・Vento Conductor T-1000ついに日本上陸!

【試聴レビュー】予告から5ヶ月、DARUMA AUDIOのニューモデル・Vento Conductor T-1000ついに日本上陸!

日本人にはなじみ深いネーミングの中国·深セン発イヤホンメーカーDARUMA AUDIO。今回は9月24日(金)発売となる新製品・Vento Conductor T-1000をご紹介します。

▶この記事の監修
フジヤエービック(FUJIYA AVIC)
フジヤエービックは販売・下取・買取をWEBサイトでスピード対応。1,000点以上の中古在庫検索、最新のヘッドホン・イヤホンの購入、オーディオプレーヤーやハイレゾ対応機器などのお悩み相談、下取・買取についてなどお気軽にお問い合わせください。

▶SHOP INFORMATION
店舗(東京・中野ブロードウェイ3F)案内は こちら
オンラインストアは こちら

DARUMA AUDIO Vento Conductor T-1000
DARUMA AUDIO Vento Conductor T-1000

DARUMA AUDIOとは

DARUMA AUDIO(ダルマオーディオ)は中国・深セン発のイヤホンメーカーです。
当フジヤエービックの配信イベント「ヘッドフォン祭ONLINE」にも2020年春から出演いただき、国内店舗での販売も初めてフジヤエービックが行わせていただくなど、ご縁の深いメーカーさんでもあります。

オリジナルブランド·Vento Conductorロゴ
オリジナルブランド·Vento Conductorロゴ

過去のヘッドフォン祭ONLINEでスペシャルMCを務めていただいた声優・小岩井ことりさんも大のお気に入りブランドで、小岩井さんから製品に「聴くエナジードリンク」「聴く炭酸飲料」「聴くミネラルウォーター」といった『聴く〇〇』というニックネームを命名されることが一部で有名になっているとか。
実は今年春のヘッドフォン祭ONLINEでは、まだ文字情報のみながらこんな新製品の予告もされていました。

T-1000 Tシリーズの上位モデル

それから約5カ月、ついにその新製品が正式発表!
その名も「Vento Conductor T-1000」(以下T-1000)、しかもシェルカラーおよびフェイスプレートの異なる"Gray"と"Red"の2カラーでの登場です!

T-1000 (Gray)
T-1000 (Gray)
T-1000 (Red)
T-1000 (Red)

今回はT-1000 (Gray)の試聴機を早速お送りいただいたので、発売にさきがけレビューをお届けしたいと思います。

【商品情報】DARUMA AUDIO Vento Conductor T-1000 (Gray)

» 詳細を見る

イメージ

【商品情報】DARUMA AUDIO Vento Conductor T-1000 (Red)

» 詳細を見る

イメージ

T-1000の外観

こちらがT1000(Gray)のフェースプレート部。Grayというわりにはキラキラとホロの入った紫ですが…

T-1000 (Gray)のフェースプレート
T-1000 (Gray)のフェースプレート

ハウジングを見るとたしかにメタルグレー。実はT-1000(Gray)はメタルグレーのハウジングにマーブル・パープルのフェースプレートという組み合わせになります。
T-1000(Red)の方はメタルレッドのハウジングにメッシュ・レッドのフェースプレート。ステム(ノズル)部はどちらもゴールド。
ハウジングはアルミ製で片側6.5g。T-500Pro(合金製・片側11g)から大幅に軽量化することで装着感をアップしています。
なお、ドライバは8.6mm径の自社開発ダイナミックドライバ1発構成。

T-1000 (Gray)のシェルおよびステム部分
T-1000 (Gray)のシェルおよびステム部分

ケーブルコネクタはおなじみ2pinタイプ。イヤホン本体側はフラットになっています。

ケーブルコネクタはフラット2pin
ケーブルコネクタはフラット2pin

付属ケーブルは6N高純度OCCケーブルを採用。プラグは3.5mmシングルエンドです。

ケーブルおよびプラグ部
ケーブルおよびプラグ部

ケーブルの耳掛け部分はワイヤーのない形状記憶タイプになっています。

T-1000の音質

それでは音質チェックとまいりましょう。プレイヤーにはAstell&Kern A&norma SR25 Moon Silverを選んでみました。
なお、SR25は現在"発売一周年記念セール"として大変お買い得になっていますので、コンパクトで使い勝手の良いDAPをお探しの方はぜひご検討下さい。

【商品情報】Astell & Kern(AK) A&norma SR25 Moon Silver

» 詳細を見る

イメージ
T-1000とSR25
T-1000とSR25

DARUMA AUDIOのイヤホンといえば"聴くエナジードリンク"ことT-800や"聴く炭酸飲料"ことT-500Proのようにキャラクターのハッキリした派手めな音を想像しますが、今回のT-1000に関してはそうしたイメージとはうって変わって落ち着いた音に。
音質としてはフラット傾向で、低域の量感は少なめ。といっても弱いわけではなく、タイトで硬質な低域を持っています。
フラット傾向という意味では"聴く天然水"ことEthereal(イーサリアル)と共通ですが、Etherealが音場の真ん中に飛び込んだかのような鳴り方であるのに対し、T-1000ではちょっと離れて全体を見渡しているかのような客観性を持った鳴り方であると感じます。

インピーダンスは16Ωとイヤホンとしては普通ながらやや低能率のようでボリュームを上げ気味にしての使用になりがちなのですが、それでもうるさくなるようなことはありません。
全体的に一歩引いたところで聴いているような、ある種の冷静さをもって鳴らしている感じのあるイヤホンです。

そうした特徴から、派手めな楽曲よりもゆったり、じっくり聴きこんで楽しむような楽曲の方が相性が良いようです。

製品仕様

型番
T-1000(GRY)
筐体カラー
メタルグレー
フェイスプレートカラー
マーブル・パープル
ドライバーユニット
φ8.6㎜ダイナミックドライバー1基
ドライバーユニット材質
DARUMA AUDIO社開発(業界非標準独自素材採用)
音響方式
密封型
インピータンス
16Ω
周波数特性
20Hz~20kHz
出力音圧レベル
100dB
筐体材質
アルミ
質量(筐体のみ)
6.5g×2個
ケーブル
2pin φ0.78mm

まとめ

これまでのDARUMA AUDIO製品を手に取ったことがある方であれば、シェルの仕上げやフェースプレートの美しさといった部分はT-1000にも変わらず受け継がれていることをよくお分かりいただけたのではないでしょうか。
しかしその音はモデルによって千差万別、このT-1000もまた他のモデルにはない客観的で落ち着きのあるサウンドという個性が際立つイヤホンに仕上がっています。

DARUMA AUDIO Vento Conductor T-1000は本日よりご予約受付開始、発売は9月24日予定です。
試聴機も本日から解禁、店頭で実際の音をご確認いただけますのでぜひお試し下さい。

【商品情報】DARUMA AUDIO Vento Conductor T-1000 (Gray)

» 詳細を見る

イメージ

【商品情報】DARUMA AUDIO Vento Conductor T-1000 (Red)

» 詳細を見る

イメージ
Page Top