YouTubeでも公開中「Bowers & Wilkins Px8 S2 徹底レビュー」

大人気のハイエンドワイヤレスヘッドホン「Bowers & Wilkins Px8」は、高級感あふれる洗練されたデザインとワイヤレスとは思えない極上のサウンドで、店頭でも多くの方に試聴・購入していただきました。

そんなPx8の後継モデル「Px8 S2」が発売されたということで、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、前作PX8と比較しながら「Bowers & Wilkins Px8 S2」の魅力を紹介します。

まずは外観ですが、前作と同様に高級感のある質感はとても魅力的で、所有欲が満たされます。

フレーム部分はケーブルが見えるデザインです。このメカニカルなガジェット感がたまらないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

大きな変更点として、ハウジング(ヘッドホン本体)が薄くなりました。前作は着けたときにヘッドホンが大きく張り出し厚みが目立ちましたが、この薄さならスマートに普段使いしやすくなりました。

次にボタン配置です。
Px8はクイックアクションボタンが左側で、ボリュームや電源などの主要なボタンは全て右側に集約されていますが、Px8 S2は電源・ペアリングボタンが左側に移動されています。
Px8の電源ボタンは右側の一番上に配置されていて、装着した状態だと操作しにくいという声がありました。Px8 S2では電源ボタンが左側の下部に配置されたことで、着けたままでも格段に操作しやすくなりました。特に、右手でスマホを持ったままでも左手で直感的に操作できるのは、とてもラクです。
また、あわせてType-Cポートも左側に移動されています。

カラーバリエーションは、オニキス・ブラック、ウォーム・ストーンのほか、数量限定のアンスラサイト・グレー / パパイヤがラインナップされています。

側圧は前作よりやや強めでしっかりと密閉されています。これにより遮音性は向上しましたが、前作と比較すると頭頂部に重みを少し感じるようになりました。
遮音性が向上した反面、装着感がタイトなので長時間の使用時は好みが分かれるかもしれません。

次にスペックを見ていきましょう。

Px8 S2は、40mm径のカーボンコーン・ドライブユニットを搭載しています。振動板の素材はPx8と同じですが、内部パーツが見直され、より高音質再生が可能になるよう徹底的に最適化されました。

Px8 S2はapt X losslessにも対応し、ワイヤレスでも高音質再生が可能です。

マイクは、左右各4つ合計8つを搭載しています。これらのマイクが必要に応じて協調・制御されることで、通話品質とノイズキャンセリング（NC）性能が前作から大幅に向上しています。

いよいよ気になる音質レビューです。

高音域の鋭さがやや抑えられ、解像感が高くなり、低域も量感が増えて迫力が向上しました。
さらに、サウンドステージが広くなり、定位感も向上しています。
ダイナミックな表現力と緻密さを巧みに両立したサウンドです。

おすすめジャンルとしては、クラシック、ロック、ポップス、EDM、なんでも合うと感じます。高い解像度と迫力に広くなったサウンドステージで、ダイナミックな音楽を楽しみたい方におすすめです。

Bowers & Wilkins Px8 S2は、こんな方におすすめ！

・見た目と音質、どちらも妥協したくない方
洗練されたデザインとナッパレザーの高級感をまとい、所有する喜びを感じさせてくれます。Bowers & Wilkinsの技術が詰まった音質は、フラッグシップモデルにふさわしい最高の満足感！見た目と音質の両方を求める方にピッタリです。

・音楽をノリ良く、ダイナミックに楽しみたい方
前作と比較して、特に低域の表現力がさらに強化されています。ポップスやロック、R&Bなどの楽曲を躍動感あふれるサウンドで楽しみたい方には、最高の相棒になるでしょう。ノリの良さと高解像度を両立した、新時代のダイナミック・サウンドです。

・ワイヤレスの利便性と操作性を重視する方
ノイズキャンセリングの性能が向上し、さらに音楽に没入しやすくなりました。物理ボタンの配置変更などユーザビリティにも配慮されており、便利で使いやすく進化しています。

前作Px8を検討していたけれど、音質以外の操作性やノイズキャンセリング性能が気になっていた方は、ぜひPx8 S2を候補に入れてほしいです！
店頭にデモ機を展示していますので、ぜひお試しください。