21700型リチウムイオンバッテリー搭載 高音質を支えるピークパフォーマンス性能を向上させた新次元のDAP「K100」が登場!詳しくご紹介します!
Kontinumとは
Kontinum K100とは
まとめ
ポータブルオーディオファンには既に情報が出回っているようですが、この夏、新オーディオブランドが立ち上がりました!
Kontinum(コンティナム)
https://www.kontinum.jp/
もはや伝説となった、あのAK100を生み出したAstell&Kern (アステルアンドケルン)の創設者、Mr.James LeeがAstell&Kernを離れて立ち上げた、新ブランドです。
Lee氏は「秋のヘッドフォン祭2012」でAstell&Kern AK100の新製品発表会を開いた時からたびたび日本にも来てくれました。
そのLee氏が今年6月、自らのFacebookで発表公開したのが、こちら
そして本日、新型ポータブルオーディオプレーヤーを国内正式リリース!
Kontinum K100発表いたしました!
— KONTINUM (@KontinumLtd) September 14, 2020
オーディオにとって重要な電源から発想!独自の完全32ビット処理により、音源本来のサウンドを完璧に引き出し、EV(電気自動車)規格のバッテリー搭載で高いピークパフォーマンス性能を実現しました!
9月18日発売です!https://t.co/rpZDmdkIrp pic.twitter.com/hctJtxq6xI
最大の特徴は、バッテリーにEV(電気自動車)用のハイスペックリチウムイオンバッテリーを使用した点。なぜEV用?
オーディオプレイヤーにとって電源は非常に重要な要素です。しかし消費電力が高く、バッテリーが劣化しやすいハイエンドポータブルプレイヤーの現状はメーカーにとってもユーザーにとってもあまり好ましい状況とは言えません。最新DACに伴う最新スペック競争に囚われず、電源という重要な要素から大胆に発想し、その本来の性能を余すことなく引き出し、そして長きに渡って持続可能な新次元の音楽体験を目指してK100を開発しました。
<ポータブルオーディオのバッテリーを革新>
K100は、米国の最大手電気自動車メーカーが採用したバッテリー規格として知られる21700サイズに準拠した4900mAhの高性能リチウムイオンバッテリーを搭載※。21700の型番は、直径21mm、長さ70mmのサイズからきています。最新の電気自動車は、このシリンダー型のバッテリーを一つのセルとして数千個組み合わせたバッテリーモジュールを積載していると言われています。
※電気自動車で採用しているバッテリーと同一の仕様ではありません。
電気自動車(EV)のバッテリーは驚異的な加速と航続距離、高度な安全性及び数年にわたる持続性が同時に要求されるバッテリーにとって最先端かつ最も厳格な市場です。その市場を考慮して生産されたバッテリーを搭載したK100は、32ビットデータ処理やトップクラスの出力性能(バランス8.0Vrms)に余裕で対応。
ハイパワーで持続的なピークパフォーマンス性に優れ、K100の類まれなる豊かな高音質を永続的に支えます。
高い消費電力を必要とするハイレゾポータブルプレイヤーにとって高性能、大容量のバッテリーは非常に重要な要素です。また、ハイエンドモデルであればあるほど、バッテリーの品質や劣化によってトータル性能は大きく影響を受けます。
K100の特徴的な膨らみのある下部は、独立したバッテリーハウスとなっており、バッテリーが電子基板と直接重なることを避けた配置になっています。これにより熱に弱く、自らも発熱源になるリチウムバッテリーと、放熱が望ましいメイン基板にとって効率的な環境となり、バッテリーそのものの劣化の進行と性能の低下を防ぐことができます。また、例年バッテリー交換はメーカーの修理において大きな割合を占めており、メーカー及びユーザーにとっても大きな改善が望まれています。
K100は独立したバッテリーハウスにより本体を解体しなくてもバッテリーの交換が可能となる高いメンテナンス性と、高出力を支える安全設計を備えており、ハイレゾポータブルプレイヤーにとって大きな革新となるでしょう。
※弊社でも発売年次の古いDAPやポータブルヘッドホンアンプなどに関しては、バッテリーの劣化の率が増えてくるため初期性能が維持でき難い個体が増えており、バッテリー交換にはかなり費用が掛かるため既にいくつかのモデルに関しては買取を中止しています。
この特徴的なバッテリー採用&バッテリーホルダー部を除けば、外見・仕様・性能などについてはAstell&Kern社のDAPにも通ずる共通・相似点が感じられますが、一見するとポータブルプレーヤーとしてはちょっと持ち運びが面倒な形状となっていてデメリットは無いのでしょうか?
それは逆に「持ちやすさ」につながるエルゴミックデザインを形作っています。
コンパクトデジタルカメラのグリップ部を想起させるようなカーブを描いたふくらみ。いかにも手指にフィットしそうですね。
もちろんスペック的には、最新のポータブルDAPと肩を並べるモノになっており、ハイレゾのフォーマットやサンプリング競争がほぼ終わりつつある現状、Kontinum K100は長く、普段のシーンで気軽に使えるプレーヤーを目指しています。
また、いわゆる「ケース」ではなく、専用キャリングポーチとスタンディング用クレードルを付属したのも、Astell&Kern製品との違いでしょうか。
Kontinum K100は本日2020年9月14日より、中野ブロードウェイのフジヤエービック店舗にて試聴用デモ機を発売前公開、ご来店にてお聴き頂けます。
【試聴可能!】Kontinum K100の試聴機が入りました!
— FUJIYA AVIC フジヤエービック (@FUJIYAAVIC) September 14, 2020
DACはAK4497EQをデュアル構成、そして電気自動車規格の高性能バッテリーを搭載&何と交換も可能な製品!
出力は3.5mmシングルエンド&2.5mmバランス出力を搭載、お手持ちのイヤホンで試聴可能です!#Kontinum #K100 #フジヤエービック pic.twitter.com/e9Cv45KUrT
発売開始は2020年9月18日(金)。フジヤエービックではKontinum K100のご予約受付を開始しております!
【商品情報】Kontinum K100
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