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2024.09.17
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【2024年】スマホを高音質化するドングルDACおすすめ10選

【2024年】スマホを高音質化するドングルDACおすすめ10選

スマホで高音質再生が可能になるドングルDAC(小型USB-DAC)が注目を集めているのはご存知ですか?好きな音楽を良い音で聴きたいけどスマホとは別にプレイヤーを用意したくないという方に、オーディオ専門店スタッフがおすすめの10機種を紹介します。

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スマホで高音質サブスク音楽配信再生が可能に

音楽サブスクサービスイメージ

Amazon Music HDやApple Musicロスレス配信など、サブスク音楽配信において高音質で音楽を楽しむことができるようになりました。もちろん、iPhone・Androidスマホでの再生が可能です。

しかし、ロスレスで音楽を楽しむには条件が必要になります。その条件と高音質(ロスレス)再生が可能になるおすすめの小型USB-DACをご紹介します。

高音質(ロスレス)配信とは?

スマホのロスレス設定画面

Apple Musicのロスレス配信とは、圧縮されていないCD音質で音楽を配信するサービスのことです。ストリーミングサービスなどの、サブスク音楽配信でデータを受け取る場合にオーディオ圧縮技術が使われていますが、そのオーディオ圧縮技術はオリジナルの音源ファイルに含まれているデータのうち、一部の損失(ロス)を伴います。

例えばApple Musicロスレス圧縮は、オリジナルのデータをそのまま全部維持する圧縮形式で、AAC に加えて ALAC も使い、16 ビット/44.1 kHz (CD品質) から最高 24 ビット/192 kHz の解像度でエンコードされるようになりました。

つまり、Apple Musicで配信されている音楽が、CD音質で楽しめるようになるということです。各高音質サブスク音楽配信サービスに契約すればCD音質の音源やハイレゾ音源をそのまま手軽にスマホで聴くことが可能です。

なぜ有線接続が必要なの?

スマホと小型USB-DACと有線イヤホンを接続した画像

スマホで音楽配信サービスを聴く場合、ワイヤレスイヤホンや、ワイヤレスヘッドホンで楽しむという方が多いのではないでしょうか。しかし、ロスレス配信を楽しむ場合には注意が必要です。

一般的にワイヤレスイヤホンで使用されている無線技術はおなじみのBluetoothですが、現状Bluetoothで音楽信号をやり取りする際にはデータ量をなるべく少なくするために「人間には聴こえない、あるいは聴こえなくても問題ない」とする部分の音の帯域をカットしています。

そのため、ワイヤレス接続はロスレス(=損失なし)ではありません。ロスレスで音楽を楽しむためには有線での環境構築が必要になってくるわけです。

USB-DACとは

USB-DACの画像

USB DACとは、文字通り「USBで接続するDAC」のことですが、ここでは改めてどんなものなのか?をご説明します。

まず「DAC」ですが、正確には「Digital to Analog Converter(デジタルトゥアナログコンバーター)」つまりCDや配信データなどのデジタル信号を人間の耳に聞こえるアナログ信号(=音)に変換する機器のことです。

その中でもUSB-DACはPCなどのUSB端子から接続し、手軽に高音質な音楽を楽しめる機器のことをさします。

iPhone 15のUSB type-C対応でさらに注目のドングルDAC(小型USB DAC)

小型USB-DACのサイズ比較画像

このDAC機能は、テレビやゲーム機、スマホなど生活に欠かせないデジタル機器にはほぼ間違いなく搭載されているものです。しかし、コストなどの問題からその品質はさまざまです。

音楽を聴くなら良いパーツを使えばより良く鳴ってくれる!ということで、ロスレス・ハイレゾでのサブスクサービスが始まったここ最近、ドングルDACが特に注目を集めています。

スマホに繋げるだけで高音質化できるので、手軽に高音質な音楽を楽しみたいというニーズから注目が高まっているのです。なお、この種類の製品には小型USB-DAC、モバイルユースDACなどという呼び方もありますが、ここではドングルDACとしてご紹介します。

USB type-C と Lightningの違い

USB type-C と Lightningの比較画像

Lightningは、転送速度がmicroUSBと同じUSB2.0(最大480Mbps)の転送速度であることに対し、USB Type-CはUSB3.1(最大5Gbps)となっており、理論的には10倍の速度ということになります。

例えばiPhoneで撮影した動画ファイルを素早くPCに保存する。周辺機器のケーブルをUSB Type-Cに1本化できる。といったメリットがあり、注目を集めています。

ドングルDAC(小型USB-DAC)の選び方

ハイレゾ音質を楽しむにはDACのスペックをチェック

iFi Audio GO barの側面の画像

CD音源は「44.1kHz/16bit」という数字で表現されますが、ハイレゾ音源は「96kHz/24bit」「192kHz/24bit」というCDの情報量を上回る音楽データの事を言います。

また近年ではDSDと呼ばれるより高音質なデータ形式も広く配信されるようになりました。ハイレゾ音源を楽しむにはこうした音源を再生出来るかスペックにも注目してみましょう。

バランス接続を楽しむなら出力端子をチェック

iBasso Audio DC-Eliteの出力端子部分の画像
3.5mmシングルエンド端子と4.4mmバランス端子

イヤホン・ヘッドホンへの出力は3.5mmのステレオミニジャックが主流ですが、バランス接続に対応している製品も増えてきています。

バランス接続は左右独立したアンプから正相と逆相の音声信号を送ることで、これによりヘッドホン・イヤホンの駆動力を高めたり、クロストーク(左右の信号が混ざってしまう)現象が起こりにくくなるなどの音質的な利点が得られる接続方法です。お持ちのイヤホン・ヘッドホンやお好みに合わせてチェックしましょう。

ゲーム機に接続するならUAC1.0対応をチェック

Astell&Kern AK HC4をゲーム機に接続した画像
Astell&Kern AK HC4

Nintendo Switchなどの家庭用ゲーム機はUSB Type-C のUAC1.0に対応のものでないと接続ができません。ゲーム機と接続して使用するのであれば、UAC1.0対応、または切り替え可能な機種を選びましょう。

ドングルDAC(小型USB-DAC)のおすすめ

FIIO KA11 Type-C

FIIO KA11 Type-Cの画像

まずはコレ!コンパクトながら極太サウンドの小型ドングルDAC

iPhoneの純正変換アダプターより少し大きいサイズながら、パワフルにサウンドを変換する小型USB DACです。UAC2.0、UAC1.0対応で小型ゲーム機にも使用できます。音圧感がグッと増す!スマホで気軽に高音質再生ができます。
おすすめしたい特徴
・Cirrus Logic製の高性能DACチップ「CS43131」採用
・約44.5mm x 9.7mm x 10.5mmで重量約8.5gの小型軽量サイズ
・PCM384kHz/32bit、DSD256の再生に対応

【商品情報】FIIO KA11 Type-C

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FIIO KA11 Type-C
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FIIO BTR13

FIIO BTR13の画像

スマホもPCもワイヤレスもコレ1本で高音質化

PC用のUSB DACとして、Bluetoothレシーバーとして、そしてスマートフォン用のポータブルDACアンプとしてスイッチひとつで切り替え可能な万能DACです。4.4mmバランス出力にも対応していますので手軽にバランス接続を楽しめます。
おすすめしたい特徴
・PC モード、BTモード、Phoneモードで電源供給も切り替え
・LDACなどの高音質コーデックに対応し、ハイレゾ音源が楽しめる
・高性能DAC「CS43131」を左右デュアル搭載

【商品情報】FIIO BTR13

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FIIO BTR13
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DUNU-TOPSOUND DTC480

DUNU-TOPSOUND DTC480の画像

鮮明でクリアな中高音域

サイズは超コンパクトながら特に中高音域を鮮明に表現します。DSDオーディオソースのデコードやUAC1.0とUAC2.0のシームレスな切り替えに対応し、音楽だけでなく、ゲーム機も臨場感のあるサウンドを楽しめます。
おすすめしたい特徴
・DACチップCS43198を2基搭載
・60段階の精密な音量調整が可能なボリュームコントロール
・3.5mmシングルエンドと4.4mmバランス出力対応

【商品情報】DUNU-TOPSOUND DTC480

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DUNU-TOPSOUND DTC480
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LETSHUOER DT03

LETSHUOER DT03の画像

中高音域メインのサウンド

ES9219Cを2基搭載、独立水晶発振器採用し、自然なサウンドを実現します。サウンドはクセが無く、バランスを整えるタイプのドングルDACです。特に同ブランドLETSHUOERのイヤホンとの組み合わせで本領を発揮します。
おすすめしたい特徴
・ES9219Cを2基搭載
・「Low」「High」の2段階のゲイン設定・ボタン切り替え可能
・3.5mmシングルエンドと4.4mmバランス出力対応

【商品情報】LETSHUOER DT03

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LETSHUOER DT03
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Shanling UA4

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高解像度かつパワフルなサウンド!

コンパクトながら物理ボタンと有機ELディスプレイをそれぞれ備えたお手頃な小型ドングルDACです。一時停止や音量の確認など、ちょっとしたことにいちいちスマホ画面を開かなくてもいいというのはやはり便利です。ウォーム寄りのサウンドで、ボーカルものや生楽器などを臨場感たっぷりに楽しめます。
おすすめしたい特徴
・ES9069Qフラッグシップチップを採用し、768kHz /32bit | DSD512をサポート
・Eddict Playerアプリ使用で、ボリューム調整やゲイン、8種類のデジタルフィルター調整が可能
・UAC1.0にも対応でゲーム機にも接続が可能

【商品情報】Shanling UA4

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Shanling UA4
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iBasso Audio DC04PRO

iBasso Audio DC04PROの画像

広い音場とノイズレスなサウンド

アンプ回路の改善と4.4mmバランス端子を搭載した飛び切りのサウンドバランスの高コスパなドングルDACです。広い音場やノイズ感の無さに圧倒されるサウンドとなっており、全体のバランスを調整したいという方におすすめです。
おすすめしたい特徴
・CS43131をデュアルで搭載
・電源部にはRF・アナログ回路用の低ノイズLDOレギュレータを採用
・厚みのあるバランスのとれたサウンド

【商品情報】iBasso Audio DC04PRO

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ONIX Alpha XI1

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温かみのある柔らかな心地よいサウンド

イギリス発のオーディオブランドONIXから伝統あるデザインと伸びやかな低音域が特徴のドングルDACが登場しました。低消費電力であり、サウンドスペックに優れたDACチップCS43198×SGM8262-2をデュアル構成で採用、透明度の高いサウンドを実現しています。
おすすめしたい特徴
・CS43198×SGM8262-2をデュアル構成で採用
・ブラックとゴールドの高級感のあるデザイン
・圧倒的に魅力的な低音域と柔らかいサウンドバランス

【商品情報】ONIX Alpha XI1

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ONIX Alpha XI1
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iBasso Audio DC07PRO

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濃厚な中低音の音像が心地よく力強いサウンド

人気のiBasso AudioのドングルDACの最新モデルです。DAC構成やテクノロジー、操作系統など、同ブランドのポータブルオーディオの開発技術が活かされています。濃厚な中低音域と解像感が高く、ノイズレスな高音域がバランスよく力強いサウンドを聴かせてくれます。
おすすめしたい特徴
・「CS43131×4」Quad DAC採用
・iBasso AudioのDAP技術が活かされたファイブゼロレベルTHD+N技術
・解像度が高くノイズレスで非常に良質なサウンド

【商品情報】iBasso Audio DC07PRO

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Astell&Kern AK HC4

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音楽もゲームもサウンドをパワフルに楽しく変えるドングルDAC

3.5mmとバランス接続のデュアル接続に対応しています。UAC 1.0接続、再生する音源のサンプリングレートをリアルタイムにアップサンプリングするDAR機能搭載など機能性も充実しています。サウンドを手軽にパワフルに楽しく変えてくれる小型USB DACです。
おすすめしたい特徴
・DACにはAKM製32bit DAC「AK4493S」を採用
・UAC 2.0/UAC 1.0切替機能を搭載によりゲーミングDACとして使用可能
・左右の分離感を向上し、楽曲の全てを余すところなく表現

【商品情報】Astell&Kern AK HC4

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Astell&Kern AK HC4
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LUXURY&PRECISION W2Ultra

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パワー増し!鳴らしにくいヘッドホンもこれでOK

感度の高いイヤホンや低能率ヘッドホンも駆動できるパワーを搭載したドングルDACです。イヤホン・ヘッドホンそれぞれの得意な方向性を活かしつつ、楽曲のサウンドバランスを整えてくれる1本です。
おすすめしたい特徴
・800mW持続可能高出力アンプ搭載
・3.5mmではPOとSPDIF、4.4mmではバランスPOに対応
・2種類の基本チューニングを搭載

【商品情報】LUXURY&PRECISION W2Ultra

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LUXURY&PRECISION W2Ultra

まとめ

複雑な設定も必要なく、充電が不要なものもありますので、使いたい時にすぐ使える非常に便利なドングルDAC。ワイヤレス製品と違い音声遅延もないのでスマホでのゲームプレイにもおすすめです。ご紹介した製品を参考にお使いのシーンや用途に合わせて最適なものをお選びください。

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