Jabra Elite 4をオーディオ専門店スタッフがレビューします。仕事でもプライベートでも使いやすい機能性とボーカルメインでどんな音楽にも対応するバランスが良いサウンドが特徴のワイヤレスイヤホンを詳しく紹介します。
目次
Jabra Elite 4 シリーズは2機種
Jabra Elite 4の特徴
Jabra Elite 4の装着感レビュー
Jabra Elite 4の音質レビュー
Jabra Elite 5 との比較
製品仕様
まとめ
デンマーク・コペンハーゲン発GNグループ。その中でもJabra はプロフェッショナル向けのヘッドセットや補聴器などの個人向け製品を展開しているブランドです。プロ向けの製品や補聴器で培った技術を活かし、耳に優しく途切れにくい通信性、高品質のマイク性能など注目のイヤホンブランドです。
【商品情報】Jabra商品一覧
» 詳細を見る
イヤホンの外側は丸みのある三角形の形状で、イヤホンの表面のボタンに関してもタッチセンサー式ではなく、物理ボタンとなっています。そのため、手袋などをした状態でも使用可能です。
コンパクトな形状で、バッグ等に入れての持ち運びもしやすいです。充電端子はUSB-Cを採用、イヤホン本体に全く電池が無い状態でも10分充電すれば1時間程度使用可能な急速充電に対応しています。
Jabraイヤホンでは定番となっているマルチポイント、片耳モード、ノイズキャンセリングを搭載。
ノイズキャンセリングは外側に設置したマイクでノイズを集音し、逆位相の音を生成することでノイズを低減するフィードフォワード方式を採用しています。ハイブリッド方式と比較すると消音効果は劣りますが、ソフトな効き目で疲れにくいというメリットもありますので、環境によっては充分という場合もあると思います。
小型でフィット感が良いです。耳に装着した状態で軽量さもありますので、イヤーピースのサイズ感の選択を正しく行えばノイズキャンセリング無しでもある程度の遮音性があります。
適切なイヤーピースを選択すれば耳が小さい方でも快適なフィット感を得られます。
アプリで調整しない状態で音質をチェックしていきましょう。バランスが良くボーカル域が一歩前に出てくる印象です。どんな音楽も聴きやすいバランスであると感じました。また、専用アプリ「Jabra Sound+」を使用することで、限界はありますが高域や低域を調整して音を追い込むことで更に満足度の高い状態にすることが可能です。
機能面を比較していきましょう。
気軽に日常使いで使用したいという方はElite 4、ノイズキャンセリング性能や機能性を重視したい方は Elite 5がおすすめです。
イズキャンセリング | 対応 | マルチポイント | 対応 |
---|---|---|---|
コーデック | SBC、aptX | 耐久性 | IP55 |
連続再生時間 | イヤホンのみ:最大7 時間、充電ケース: 最大28時間 | 本体サイズ | 約21mm x 28mm x 21mm |
【商品情報】Jabra Elite 4
» 詳細を見る
・小型・軽量でフィット感が良く耳が小さい方にもおすすめ
・フィードフォワード方式でソフトな効き目のノイズキャンセリング
・ボーカルメインでどんな音楽にも対応するバランスが良いサウンド
・日常使いやビジネスユースにおすすめ
Jabra製品の中でもお求めしやすい価格帯ながら、必要な機能を搭載しているコストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。
落ち着いたデザイン、マルチポイント対応・マイク性能良し!なのでビジネスユースの方に特におすすめです。もちろん音質面でもバランスの良いサウンドにプラスしてアプリによるイコライザー調整も可能なので、通勤時の電車内やプライベートで音楽や映像を楽しめますよ。
初めての完全ワイヤレスイヤホンとしても使いやすい製品となっていますので、ぜひお試しください。