フジヤエービック

 

分類

分類

  •   
2023.07.25
専門店・プロレビュー,
フジヤエービック

SONY WF-1000XM5発表!4代目となるソニーのワイヤレスイヤホン最新モデルを詳しく紹介

SONY WF-1000XM5発表!4代目となるソニーのワイヤレスイヤホン最新モデルを詳しく紹介

SONY WF-1000XM5をオーディオ専門店スタッフが詳しく紹介します。大幅に小型化され装着感がさらにアップしたボディや8.4mm径ダイナミックドライバーを搭載など、外見・中身とも驚きの進化をとげた完全ワイヤレスイヤホンです。

フジヤエービック店舗イメージ
▶この記事の監修
フジヤエービック(FUJIYA AVIC)
フジヤエービックは販売・下取・買取をWEBサイトでスピード対応。1,000点以上の中古在庫検索、最新のヘッドホン・イヤホンの購入、オーディオプレーヤーやハイレゾ対応機器などのお悩み相談、下取・買取についてなどお気軽にお問い合わせください。

▶SHOP INFORMATION
店舗(東京・中野ブロードウェイ3F)案内は こちら
オンラインストアは こちら

SONY WF-1000Xシリーズとは

日本を代表する総合電機メーカー・ソニー。ヘッドホン・イヤホンにおいても多数の製品を生み出してきましたが、中でも完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルとして知られているのが歴代「WF-1000X」シリーズです。

2017年9月発売の初代モデル「WF-1000X」、2019年7月発売の2代目モデル「WF-1000XM3」、2021年6月発売の3代目モデル「WF-1000XM4」のいずれも大変な人気を集めました。(なぜか「M2」という型番は発売されませんでした)

左:WF-1000X、中央:WF-1000XM3、右:WF-1000XM4の画像
左:WF-1000X、中央:WF-1000XM3、右:WF-1000XM4

そして2023年、ついに4代目となるシリーズ最新モデルが登場します!型番はもちろん「WF-1000XM5」です!

WF-1000XM5の画像
WF-1000XM5

今回はソニーさんから発売前のWF-1000XM5をお借りすることができたので、ファーストインプレッションとして外観などを詳しくレポートしたいと思います。

なお、レポートの時点では残念ながらこのWF-1000XM5に対応するバージョンの専用アプリ「Headphones Connect」がリリースされていないため、音質や実際の機能に関するレポートは後日改めてお送りいたします。

付属品

まずは付属品のご紹介から。パッケージは監修中とのことだったので撮影できませんでしたが、基本的にはWF-1000XM4と同じ”プラスチック不使用”のエコ素材製となっています。大きさもほぼ同じくらいですが、微妙にWF-1000XM5の方が小さくなっているそうです。

付属品はマニュアル類にイヤーピース、充電用USBケーブルとここも同じですが、WF-1000XM5ではイヤーピースに「SSサイズ」が加わり、SS/S/M/Lの4サイズ(Mはイヤホンに装着済み)となりました。

イヤーピース

新しく追加されたSSサイズのイヤーピースですが、実は口径はSサイズと同じです。ただし、ご覧のとおり先端部をとがらせることで、耳穴の小さい方でも装着しやすくなっています。

左:SSサイズ、右:Sサイズの画像
左:SSサイズ、右:Sサイズ

本体

こちらがWF-1000XM5(プラチナシルバー)の本体です。全体的にはツヤツヤ感のある光沢仕上げで、タッチセンサーにあたる部分のみわかりやすいようにマット仕上げとなっています。

本体の画像

WF-1000XM5(ブラック)も同様に、タッチセンサー部のみマット仕上げでその他は光沢仕上げとなっています。

タッチセンサー部の画像

よく見ると、手触りで左右が判別できるように左本体にのみ小さな突起がついていました。

左本体にのみ小さな突起の画像
左本体にのみ小さな突起

ステム

ステム(軸)の太さは従来モデルと同じで、長さも普通。

ステム2の画像

ひとつ気をつけたい点としては、今回のWF-1000XM5ではステム側ではなくイヤーピース側にフィルターがついているため、付属品以外のイヤーピースを使用すると中にゴミが入り込んでしまう可能性があるということです。

使用時はなるべく付属イヤーピース、もしくはフィルターつきのイヤーピースの装着をお勧めします。

ステムにはフィルターがありませんの画像
ステムにはフィルターがありません

前モデルとの比較

それではここで前モデル「WF-1000XM4(以下「XM4」)」と見比べてみましょう。

まずは充電ケースから比較すると、幅や高さはほぼ同じくらいですが厚みがかなり変わりました。体積としては15%ダウン、ケース単体の重さは41g(XM4)から39g(XM5)と軽量化しているそうです。

左:WF-1000XM4、右:WF-1000XM5の画像
左:WF-1000XM4、右:WF-1000XM5

ケースのフタを開けてみた様子がこちら。XM4の特徴ともいえるマイクの飛び出しが、XM5ではなくなっているのがわかります。

左:WF-1000XM4、右:WF-1000XM5の画像
左:WF-1000XM4、右:WF-1000XM5

本体

イヤホン本体(右側)を見比べてみます。全体的なフォルムは同じような印象を受けますが、XM4がタッチセンサーとマイクで大小2つの円が並んでいるように見えるのに対し、XM5は表面に継ぎ目のないシームレスデザインになっているという違いがあります。

そしてこう並べると、サイズの違いがよくおわかりいただけるのではないでしょうか。体積としては25%ダウン、重さも7.3g(XM4)から5.9g(XM5)と大幅に小型・軽量化されています。

左:WF-1000XM4、右:WF-1000XM5の画像
左:WF-1000XM4、右:WF-1000XM5

横から見ると、充電ケースの場合とは逆にXM5の方が厚みを増しています。全体的に「丸くなった」印象です。

左:WF-1000XM4、右:WF-1000XM5の画像
左:WF-1000XM4、右:WF-1000XM5

統合プロセッサー

さて、XM4からXM5で変わったのはもちろん外見だけではありません。たとえば各種デジタル処理を行う統合プロセッサーは新開発の「統合プロセッサーV2」に進化、さらに「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e」を加えたデュアルプロセッサー構成にすることで”業界最高クラスノイキャン”を実現しました。(前モデルXM4は統合プロセッサーV1のみ、前々モデルXM3は高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1eのみを搭載)

また、デュアルプロセッサー構成となったことで処理能力もアップ、ノイズキャンセリング用のフィードバックマイクを増やすことが可能になったため「デュアルフィードバックマイク + フィードフォワードマイク」の片側3マイク搭載で低域のノイズキャンセル性能も向上したとのことです。

統合プロセッサーV2 + 高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2eのデュアルプロセッサー構成の画像
統合プロセッサーV2 + 高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2eのデュアルプロセッサー構成

ドライバー

ドライバーもXM5用に開発された「8.4mm径ダイナミックドライバー」を搭載しています(XM4は6mm)。ドーム部とエッジ部に異なる素材を組み合わせた振動板構造を採用することで、さらに広い帯域の再生が可能になったとのことです。

これだけ中身が大幅に変化しながら、本体サイズは小さくなっているのが驚きです。

新開発の8.4mm径ダイナミックドライバー搭載の画像
新開発の8.4mm径ダイナミックドライバー搭載

ケース

ちなみに、本体サイズが小さくなったこと、さらに表面が光沢仕上げとなったことで、ケースから取り出す際につまみ上げようとするとツルツル滑ってしまいがちですが、ソニーの担当者の方から「イヤホンを下から押し上げるようにすると簡単に取り出せますよ」とアドバイスをいただきました。

取り出す際は押し上げると簡単の画像
取り出す際は押し上げると簡単

イヤーピース

今度はイヤーピース(M)を見比べてみましょう。左のXM4付属品と比べると、右のXM5付属品の方がわずかに開口部が小さく、またフィルターを内蔵している様子が見えます。

左:WF-1000XM4付属品、右:WF-1000XM5付属品の画像
左:WF-1000XM4付属品、右:WF-1000XM5付属品

イヤーピース(M)を裏側から見ると、左のXM4付属品よりも右のXM5付属品の方がカサ部分の肉厚が薄くなっていました。XM4付属品では密閉度が高い反面、装着後に圧迫感を覚えるという意見もあったとのことで、より違和感なく装着できるように改良したそうです。

左:WF-1000XM4付属品、右:WF-1000XM5付属品の画像
左:WF-1000XM4付属品、右:WF-1000XM5付属品

製品仕様

ドライバー 8.4mm径ダイナミックドライバー Bluetooth Ver.5.3
ノイズキャンセリング 対応 マルチポイント 対応
対応コーデック SBC、AAC、LDAC、LC3 防滴・防水 IPX4相当
充電時間 イヤホン:約1.5時間、ケース:約 2時間 (USB充電) 連続再生時間 最大24時間 (イヤホン:8時間 + ケース:16時間)

【商品情報】SONY WF-1000XM5

» 詳細を見る

SONY WF-1000XM5

まとめ

2年ぶりのモデルチェンジをはたした「WF-1000XM5」は
・前モデルから体積比25%ダウンと大幅に小型化、装着感がさらにアップ
・新開発のデュアルプロセッサーと8.4mm径ダイナミックドライバーを搭載
・”業界最高クラス”ノイズキャンセリング機能で前モデル比20%のノイズを低減

と、外見・中身とも驚きの進化をとげた完全ワイヤレスイヤホンとなっています。

WF-1000XM5の発売日は9月1日とちょっと先ではありますが、本日よりさっそくご予約受付を開始しました!こちらは音質面を含め改めてレビューいたしますので、続報をお待ちください!

ブランド

Page Top