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2026.02.27
オーディオ豆知識,

ケーブル交換で音質が変わる?イヤホンケーブルの種類とリケーブルによる効果を解説

ケーブル交換で音質が変わる?イヤホンケーブルの種類とリケーブルによる効果を解説

イヤホンケーブルの種類とリケーブルによる効果をオーディオ専門店スタッフが解説!デバイスから音を伝えるイヤホンケーブルは、より好みの音質で音楽を楽しみたい方にとってこだわりたいポイントです。おすすめのケーブルブランドや選び方についても紹介します。

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リケーブルで音楽をもっと楽しく


突然ですが、有線イヤホンのケーブルは取り外して「別のケーブルに付け替えることができる」って知っていましたか。
別のケーブルに替えることを「リケーブル」というのですが、リケーブルするとお気に入りのイヤホンを様々な音質・デザインに変えることができるのです。

本記事ではそんなリケーブルについて、わかりやすく解説します。

リケーブルのメリットとデメリット

メリット

音質の変化:高品質なケーブルを使用することで、より高音質で音楽を楽しめます。また、1本のイヤホンで様々な音質を楽しむこともリケーブルの大きなメリットです。
耐久性の向上:丈夫な素材を使用することでケーブルの断線や劣化を防ぐことができます。特にイヤホンとの接点部分は劣化しやすいため、リケーブルすることで長期間使用が可能になることがあります。
カスタマイズ性:自分好みの音質への変化のほか、見た目(デザイン)もカスタマイズを楽しめます。
ノイズの低減:シールド付きケーブルなどを使用することで、外部ノイズの干渉を減らすことができます。

デメリット

互換性:全てのイヤホンがリケーブルに対応していないため、対応機種を確認する必要があります。
費用:高品質なケーブルは価格が高く、交換に費用がかかることがあります。

イヤホンケーブルの選び方

端子(コネクタ)の種類

イヤホンの端子部分の画像

メーカーによって大きさや規格が異なる場合がありますので、ケーブルを交換する際はイヤホン端子(コネクタ)の種類に合わせて選ぶ必要があります。ここでは主な端子「MMCX」「2pin」を紹介します。

▼MMCX
Shureがいち早く採用したことで知られる規格です。スナップ式で簡単に着脱可能なため、複数のイヤホンにつけ替えて使いたい人にもおすすめです。接続した状態でも端子が回転するため、ねじれに強く取り回しがしやすいのが魅力です。一方で、接続部分に力がかかると摩耗して劣化しやすい傾向があります。

▼2pin
音楽制作現場で使用されるイヤーモニター用としてもよく使用される規格です。接続ピンが2本あるため接触不良に強く、接続が安定する点が魅力です。
2pin端子は大きく分けると「qdc2pin」と「通常の2pin」があります。また、通常の2pinでもイヤホン側に溝がある場合でも使用できる「埋込型」と、溝があると使用できない「通常型」があるので注意しましょう。
ピンの太さも「0.75mm」と「0.78mm」があるので、必ず事前にチェックしましょう。

プラグの種類

バランス/アンバランス音質とノイズ耐性に影響
端子径2.5mm/3.5mm/4.4mm/6.3mmなど
極数2極/3極/4極など
ステレオ/モノラル2ch出力 or 単音出力
アナログ/デジタル音声信号(アナログ) or データ信号(デジタル)
イヤホンを再生デバイスに接続するための部品で、3.5mm(ステレオミニプラグ)や2.5mm、4.4mmなどのサイズがあります。形状も様々で使用状況に応じて選ぶ必要があり、複雑です。

4.4mmと3.5mmプラグの画像

イヤホンリケーブルとしては、まずは主流の「4.4mm バランス」「3.5mm アンバランス」から理解していただくのがおすすめです。

▼4.4mm バランス
左右独立配線でノイズに強く、情報量と駆動力に優れています。音の迫力や解像度などの音質重視な方におすすめです。

▼3.5mm アンバランス
左右共通GNDで汎用性が高く、自然で聴き疲れしにくい音質です。フラットでまとまりのよい音質が好みの方におすすめです。

また、近年は「バランス接続」対応のイヤホンやケーブルが人気となっています。別記事でバランス接続について解説していますので、ぜひこちらも参考にしてください▼

バランス接続とは?バランス接続の仕組みと特徴を解説

» こちらの記事を見る

 バランス接続とは?バランス接続の仕組みと特徴を解説 ブログイメージ

線芯の数

イヤホンケーブルの線芯数が増えるほど、音の密度と情報量が増える傾向があります。ただ、芯数が多くなるほどケーブルが太く重くなり扱いにくくなるので、利用シーンと音質とのバランスに合わせて選びましょう。
音質にこだわる場合は、8芯や16芯など線芯数が多いものがおすすめです。

ケーブル素材

導線素材OFC(無酸素銅)/高純度銅/単結晶銅/純銀など
メッキ素材金メッキ/銀メッキ/パラジウムメッキなど
素材によって音質や耐久性が異なります。主要な素材を紹介します。

▼無酸素銅(OFC)
イヤホンケーブルの素材として主に使用される線材です。高い信号伝送性能を特徴としています。そのためクリアで細かい音がしっかりと再現され、音楽を楽しむのに適している素材です。
柔軟なため、折り曲げに強い高い耐久性も特徴です。
一方で、OFCは銅のみを使用しているため、他素材のケーブルに比べて重くなる傾向があります。

▼銀線
銀線は、クリアでシャープな高音域を強調し、中高音域が際立つという特徴があります。高価になる傾向があり、酸化しやすいためメンテナンスが必要となることがあります。

▼ハイブリッド線
複数の線材を編み込んで作られたハイブリッド線は、それぞれの特徴を掛け合わせた音質を期待できるところが魅力です。

▼金メッキ
銅の表面に電気導電率の高い金メッキ加工をすることで、電気導電率を向上させ高周波・高速伝送を可能とします。錆びにくいという特徴からプラグ部分にも採用されます。

▼銀メッキ
銅の芯線に銀のメッキ加工を加えることで、音の解像感やスピード感が向上すると言われています。

線の長さ

使用シーンに合わせたイヤホンケーブルの長さの目安を紹介します。

PCやオーディオ機器との接続1.2m前後ソファやベッドでのリスニング1.5m前後
外出時のモバイル機器との接続0.5m前後再生デバイスを胸ポケットに入れたい場合1.2m前後
再生デバイスをカバンに入れたい場合1.5m-1.8m音楽制作用3.0m
ケーブルが長すぎると音質の劣化や絡まり、断線のリスクが高まります。また、ケーブルが太すぎると収納がしにくいといったこともありますので用途に合わせた適切な長さのケーブルを選びましょう。

取り回しの良さ

イヤホンケーブルの画像

ケーブルの取り回しの良さとは、ケーブルを使いやすさ、扱いやすさのことです。取り回しの良さは、ケーブルの硬さや重量、線材を覆う被膜の素材、編み方によって異なります。また、ケーブルが絡まっていてほどけないかどうかも取り回しの良さを左右します。
基本的には柔軟性があり、軽いものが扱いやすいのでおすすめです。

おすすめのケーブルブランド

イヤホンケーブルメーカーの画像

ケーブルにはブランド純正品とサードパーティー製品があり、主なケーブルブランドがこちらです。
サードパーティー(ケーブルブランド)製品は種類も多く、音質の方向性や取り回しを含めて選べるため、リケーブルの楽しさを味わうならケーブルブランド製品に触れてこそと言えるかと思います。

NOBUNAGA Labs

NOBUNAGA Labsケーブルの画像

NOBUNAGA LABS(ノブナガラボ)は、イヤホン用のスペア・パーツ、アクセサリー等を手掛けるブランドです。SHUREのSEシリーズやSENNHEISERのIEシリーズ等、定番イヤホンの着脱式コネクタに対応したスペアケーブル、交換用イヤーチップ、自作ケーブル用ステレオミニ・コネクタ等、音にこだわるユーザーの要求に応えるニッチな製品を、優れたコストパフォーマンスでラインナップしています。

Brise Audio

Brise Audioケーブルの画像

Brise Audio(ブリス オーディオ)は、群馬県で設立されたオーディオケーブルメーカーです。オーディオ用ケーブルやオーディオコンポーネント、ハイエンド向けイヤホンどを開発しており、高度なリスニング体験を重視した製品づくりを行っています。ケーブルのテスト用に開発したヘッドホンアンプから製品化されたポータブルオーディオシステム「FUGAKU」は、まるで生演奏のようなサウンドが体験できるアンプとして話題となりました。

PW Audio

PW Audioケーブルの画像

PW Audio(ピーダブリュー オーディオ)は、オーディオケーブルやオーディオ向けのアクセサリーを販売するメーカーです。各メーカーのデジタルオーディオプレーヤー(DAP)やポータブルアンプから4.4mm バランス接続へ変換するオーディオアクセサリーや、オーディオプレーヤーからアンプ等への接続ケーブル、イヤホンリケーブルなどをラインナップしています。

WAGNUS

WAGNUSケーブルの画像

WAGNUS.(ワグナス)は、久米春如氏により設立されたプロミュージックレーベル、およびオーディオブランドです。2012年にイヤホン・アンプリケーブル分野に進出、希少性の高い線材を使用したケーブルを販売し、根強いファンを獲得しています。

■ 関連商品はこちら
>>WAGNUS(ワグナス)の商品一覧

onso

onsoケーブルの画像

onso(オンソ)は、50年以上の歴史を持つ、音響機器用ケーブルメーカーが2009年に立ち上げた、ポータブルオーディオ用ケーブルのブランドです。 これまでに蓄積してきた数種類の導体を撚り合わせて音を調整するノウハウを、ポータブルオーディオ用ケーブルにも応用し、シリーズごとに特徴ある製品を生み出しています。

■ 関連商品はこちら
>>onso(オンソ)の商品一覧

BEAT AUDIO

BEAT AUDIOケーブルの画像

BEAT AUDIO(ビートオーディオ)は、2006年に中国で設立された高品質オーディオケーブルブランドです。熟練した職人によるハンドメイド製品と独自の導体技術を活用し、低音の解像度を向上させ、ボーカルの明瞭さを改善します。これにより、既存のイヤホンの性能を最大限に引き出す製品として高く評価されています。

まとめ

本記事では、イヤホンケーブルの種類やリケーブルの効果について紹介しました。
・イヤホンケーブルを交換することで音質改善や断線対策ができる
・線材や種類によって音の特性が変わる
・素材は信号伝送性能が高く柔軟でクリアな音質の無酸素銅(OFC)が主に使われる
・端子やプラグの種類などの仕様をチェックする


この記事を参考にして、ぜひリケーブルをお試しください。

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