ソニーの新作ワイヤレスヘッドホンWH-XB910NはWH-XB900Nから重低音サウンドを継承しながらノイズキャンセリングや通話機能がさらに進化しました。機能にも音質にもこだわりたい方におすすめのヘッドホンを試聴レビューを交えてご紹介します。
SONYからワイヤレスヘッドホンの新作が登場!SONYから近年発表されたワイヤレスヘッドホンといえばこちら
業界最高レベルのノイズキャンセリング性能とAI技術を組み込んだアップスケーリング機能・DSEE Extremeを搭載することでMP3やストリーミングなどの圧縮音源の再生時も高品位な音楽体験を実現したSONY社ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンの最高峰。
【商品情報】SONY WH-1000XM4
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外の音を拾うフィードフォワードマイク2つ、耳の中に漏れた音を拾うフィードバックマイク2つの計4つのマイクを組み合わせた、デュアルノイズキャンセリング機能を搭載。これにより高いノイズキャンセリング機能と自然な外音取り込みを実現しています。
迫力のある低音が好みの方にはお馴染みの「EXTRA BASS」サウンドがWH-XB900Nから継承して搭載されています。ストリーミング再生やMP3などの圧縮音源もCD音質まで補完する「DSEE」やハイレゾ相当の高音質で聴けるBluetooth伝送「LDAC」対応で高音質サウンドをお楽しみいただけます。
WH-XB900Nから立体縫製イヤーパッドが採用された他、合成材料、ウレタン材料、イヤーパッド構造、イヤーパッド寸法を変更することで、ノイキャン性能と装着性が向上、-2g軽量化しました。
どの方向からも同じ感度で収音する全指向性通話専用マイクを口元近くの位置に配置することでクリアな通話が可能な他、PCで動画視聴をしていた時にスマホで着信があった場合にそのままスマホで通話ができる2デバイスマルチポイントが採用されており、通話性能、利便性が向上しています。
ハウジング部をフラットに折りたためるスイーベルが採用されていて、ケースに入れてもかさばりません。
【商品情報】SONY WH-XB910N BZ
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【商品情報】SONY WH-XB910N LZ
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それでは実機を試聴してみましょう。今回はWH-XB910Nとともに、専用アプリ「Headphones Connect」のベータ版が入ったスマートフォンも一緒にお借りし、アプリ上から様々な機能を切り替えつつ試聴しました。
まず印象的なのが低域のアタック感!さすが「EXTRA BASS」シリーズを名乗るだけあって、頭の芯にズシンとくるマッシブな低域を聴かせてくれます。とはいえ”やりすぎ感”はまったくなく、低域のせいで中~高域が埋もれてしまうようなこともありません。
DSEEの音質補完機能、さらにLDAC搭載ということもあり非常にクリアネスの高い、明瞭な音を鳴らしてくれます。
低域はそんなにいらないんだけど…という方もご安心を。専用アプリ「Headphones Connect」のイコライザー機能には「Vocal」「Treble Boost」などのプリセットが豊富に用意されているほか、ユーザー自身で各音域の調整も可能なのでお好みの音にセット・リセットすることが簡単です。
ノイズキャンセリング機能の効き具合は『外音をなんでも消してしまうような強力さ』というほどではなく、空調の風切り音やノイズなどをピンポイントに消してくれるイメージです。人の声などはやや音量を抑えた感じで聴こえるので、アナウンスなどを聴き逃すことはなさそう。ノイズキャンセリング機能ONの状態でも連続30時間使用可能、というバッテリーのもち具合も嬉しいところです。
専用アプリ「Headphones Connect」の作り込みもさすがソニー。各種設定の豊富さは当然として、その切替方法も直感的でわかりやすく、どこをどうすればいいのか…と迷うことはありません。
地味ながら「おっ」と思ったのは、アプリからWH-XB910N本体側の電源OFFができるところ。
これはWF-C500など他のソニー製ワイヤレスモデルでも同様に可能なのですが、充電ケースに収めてしまえば自動的に電源OFFになる完全ワイヤレスイヤホンと違って、ワイヤレスヘッドホンはついうっかり電源を切り忘れてそのまま…ということが意外と多いんですよね。もちろん一定時間使用しないと自動的に電源が切れる「オートパワーオフ機能」も搭載してはいるのですが、バッテリーを長持ちさせるためにも電源ON/OFFはこまめにした方が良さそうです。
耳をすっぽりと覆うイヤーパッドの装着感も良好。長時間の装着でも問題なさそうです。WH-XB910N本体での操作性も従来機種の良さを引き継いでおり、右ハウジングの上下スワイプで音量のアップ・ダウン、左右スワイプで曲の戻る・進むが直感的に操作できます。アプリでも本体でもとにかくわかりやすく簡単な操作を実現している、というのは実際に触ってみて改めて関心させられるポイントです。
形式 |
密閉型 |
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ドライバーユニット |
ダイナミック40mm |
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連続再生時間 |
NC ON時 最大30時間、NC OFF時 最大50時間 |
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充電時間 |
10分充電4.5時間再生 |
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質量 |
約252g |
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対応BTコーデック |
LDAC、AAC、SBC |
「WH-XB910N」はノイズキャンセリング機能、DSEEの音質補完機能、重低音対応と機能性と音質にこだわりたい方にもカジュアルにお楽しみいただけるワイヤレスヘッドホンではないでしょうか。2021年10月8日発売予定、ご予約受付中です。
【商品情報】SONY WH-XB910N BZ
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【商品情報】SONY WH-XB910N LZ
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