2024.02.01
オーディオ豆知識,
オーディオアンプのノイズの原因と対策
オーディオには欠かすことのできない、 アンプ とは一体どういうものなのか？正確なところまでは、ご存知ない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、アンプの概要とその種類についてご紹介します。
まずはそもそもの大前提のお話、「アンプとはなんなのか？」というところからご説明します。アンプという言葉は英語の「アンプリファイア（amplifier）」を省略したものであり、「増幅する」という意味をもっています。 つまり、アンプというオーディオ機器は、音を増幅する装置というわけです。CDプレーヤーやレコードプレーヤーから出力される信号は非常に小さく、そのままではスピーカーから十分な音量を得ることはできません。 そこでアンプという装置を通して信号を増幅し、リスニングに耐え得る音量をスピーカーから引き出します。
アンプとはなにかという、基本的な情報についてご説明しましたが、実はアンプにはその役割によってさまざまな種類のものが存在します。今回はその中から代表的な4種類のアンプについてご説明しますので、ひとつづつ確認していきましょう。
真空管アンプとは、その名の通り増幅回路に真空管が組み込まれているアンプです。デジタルアンプが全盛の現代でも、オーディオマニアの方などには大変人気が高く、いまだにファンも増え続けています。 温かみのある艶やかな音が特徴で、真空管アンプでしか体験できないといわれているこの音に、ファンは魅了され続けています。
プリメインアンプとは、「プリアンプ」と、「メインアンプ」の2つの役割をあわせ持つアンプのこと。プリアンプの ”プリ” には増幅する前段階という意味が込められており、増幅する前段階に入力切替や音質の調整を行うアンプをプリアンプと呼びます。 一方メインアンプは、信号をスピーカーが駆動できるレベルまで増幅する役割を持ったアンプです。この2つの機能がひとつの筐体の中に収まっているので、配線も少なくなり非常にシンプルなシステムを構成することが可能になります。
パワーアンプとは、スピーカーが駆動できるレベルにまで電力の増幅を行うアンプのことで、先ほどご紹介したメインアンプとも呼ばれます。 スピーカーが駆動するほどの大きな電流を流すことができない他のアンプにかわって、大電流を流すことができるように設計されているため、大幅な電力増幅が可能となっているのです。
セパレートアンプとは、プリメインアンプでご紹介した「プリアンプ」と、「メインアンプ」をそれぞれ専用のアンプにてシステムを組むことです。 それぞれのアンプを独立させることによって、微弱電流を扱う箇所とその他の箇所が明確に分かれ、お互いの影響を隔絶し音質アップにもつながります。 また、筐体の容量にも余裕が生まれ、大容量で質の良いパーツを使いやすくなるというメリットも。設置スペース的には厳しくなりますが、それを補って有り余る音質改善効果が見込めると言われています。
アンプにもさまざまな種類があり、どういったシステム構成にしようか、迷ってしまうかもしれません。フジヤエービックなら全てのカテゴリーのアンプを網羅し、新品・中古ともに豊富にラインナップしています。 さまざまなアンプを比較しつつ購入の検討をすることができますので、ぜひフジヤエービックにてご検討くださいませ。ご不明な点などありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
