フジヤエービック

 

分類

分類

  •   
2024.12.29
専門店・プロレビュー,

Sonos Ace レビュー | 上品な音作りとハイセンスなデザインのワイヤレスヘッドホン

Sonos Ace レビュー | 上品な音作りとハイセンスなデザインのワイヤレスヘッドホン

オーディオ専門店スタッフがSonos Aceをレビューします。シンプルで細部までこだわったプロダクトデザインや空間オーディオ・ヘッドトラッキング対応、そしてややウォーム系の上品な音作りが特徴の完成度が高いワイヤレスヘッドホンを詳しく紹介します。

フジヤエービック店舗イメージ
▶この記事の監修
フジヤエービック(FUJIYA AVIC)
フジヤエービックは販売・下取・買取をWEBサイトでスピード対応。1,000点以上の中古在庫検索、最新のヘッドホン・イヤホンの購入、オーディオプレーヤーやハイレゾ対応機器などのお悩み相談、下取・買取についてなどお気軽にお問い合わせください。

▶SHOP INFORMATION
店舗(東京・中野ブロードウェイ3F)案内はこちら
オンラインストアはこちら

Sonosとは

Sonos(ソノス)はジョン・マクファーレン、トム・クレン、チュン・マイ、クレイグ・シェルバーンの4氏によって2002年に設立された、アメリカ・サンタバーバラのオーディオブランドです。彼らは共通の趣味である「音楽」をコンピューター、ネットを利用してもっと手軽に楽しめないかと考え、「どの部屋でもどの曲でも簡単に聴けるようにする」ことを目標に数々の製品を作り出してきました。

キャッチコピーのイメージ画像
初期のキャッチコピー「Any song, Any room」

そんなSonosによるワイヤレスヘッドホン「Ace」を、当店フジヤエービックでもこの年末よりお取扱いすることになりました!

Sonos Aceの全体画像
Sonos Ace (Black)

今回はこのAceについて、詳細および音質レビューとともにご紹介したいと思います。

Sonos Aceの特徴

まずはパッケージをオープン…おっ、いわゆる「箱」状ではなくまるで台座のように専用トラベルケースが収められているではありませんか!これはかなり細部までこだわりが強そうな予感。

Sonos Aceのパッケージ画像
台座のようなパッケージに注目

Aceのパッケージ内容

Aceのパッケージ内容がこちら、専用トラベルケースに収められたヘッドホン本体、クイックスタートガイドおよび保証書、USB-C to USB-Cケーブル(0.75 m)、USB-C to 3.5 mmケーブル(1.2m)となっています。

Sonos Aceのパッケージ内容の画像
Aceのパッケージ内容

マグネットで取り外し自由のポーチ

おや、ヘッドバンドとハウジングの間になにかある?と気づいた方もいるのではないでしょうか。これはマグネットで取り外し自由になっていて…

Sonos Aceのポーチの画像
マグネットで取り外し自由のポーチ

2本のケーブルを収納できるホルダーとして使用可能です。

Sonos Aceのポーチに収納されるケーブルの画像
ケーブルを収納できます

トラベルケースも一見普通そうに見えますが、実は外側に露出しない「隠しジッパー」のつくりになっているというこだわりよう。

Sonos Aceのポーチのジッパーの画像
隠しジッパーで開閉

ヘッドホン本体

付属品のご紹介はこのくらいにして、いよいよヘッドホン本体を見ていきたいと思います。

全体的なフォルムは余計な装飾のない、曲線で構成されたきわめてシンプルなデザイン。サンプルはブラックモデルを使用していますが、このほかソフトホワイトモデルもリリースされています。

Sonos Aceのハウジング側全体の画像
シンプルデザイン

右ハウジング

右ハウジングには「SONOS」のブランドロゴが入っています。

Sonos Aceのハウジングのブランドロゴの画像
右ハウジングにブランドロゴ

Aceの基本操作はこの右ハウジングに備えられたスライド式の”コンテンツキー”と、丸い”ノイズコントロール/音声コントロールボタン”で物理的に行います。

Sonos Aceのコンテンツキーとコントロールボタンの画像
コンテンツキーとコントロールボタン

左ハウジング

反対側の左ハウジングには電源およびペアリングボタンとUSB Type-Cポートを備えています。

Sonos Aceの電源ボタンの画像
電源およびペアリングボタンとUSB Type-Cポート

ヘッドバンド

ヘッドバンドはやや細身ですがしっかりクッションが効いています。

Sonos Aceの細身のヘッドバンドの画像
細身のヘッドバンド

ステンレススチール製のアームは無段階でスムーズに伸縮します。この曲線もまた美しい…。

Sonos Aceの無段階伸縮のアームの画像
無段階伸縮のアーム

イヤーパッド

フィルターつきのイヤーパッドはマグネットで固定されています。フィルター自体がハウジング内部の形状にあわせて形づくられているので左右を間違えて取り付けることはありませんが、よく見るとちゃんと「R」「L」とマーキングされていました。

Sonos Aceのマグネット式のイヤーパッドの画像
マグネット式のイヤーパッド

こちらはイヤーパッドを外した状態のAce本体。この奥には40mm径ダイナミックドライバーを搭載しています。

AceはシアタースピーカーなどSonos製ホームオーディオ製品との連携も可能で、連携させると空間オーディオやダイナミックヘッドトラッキングにも対応します。

Sonos Aceのハウジング内側の画像
40mm径ダイナミックドライバーを搭載

コーデックは?

ちなみに、公式スペックには「ロスレスオーディオ対応」とはあるものの具体的なコーデックの記載がありません。接続したスマートフォン上で確認したところ、どうやら「aptX HD」対応のようです。

ペアリング画面のイメージ
aptX HD対応

Sonos Aceの音質レビュー

それではAceの音質チェックです。今回はスマートフォンとaptX HDで接続し、ノイズキャンセリング機能ONの状態でサブスク音源を何曲か聴いてみました。

Sonos Aceとスマートフォンの画像
Aceとスマートフォン

ややウォーム系の中低域をメインとした、上品な音作りです。優しい高域に柔らかさのある低域、その真ん中に存在感充分なボーカルが心地よく収まっているかのように耳へと届けられます。音場は若干コンパクトですが、リスナーの周囲を取り囲むように展開されるため前後左右の定位感・立体感もうまく表現されているようです。

Sonosはこれまでホームシアター向けのスピーカーシステムやサウンドバーといった製品を中心に展開しておりヘッドホンはこのAceが初めての製品とのことですが、先行する他社モデルを非常によく研究したハードウェア設計や音作りを行っていると感じました。非常に完成度の高いワイヤレスヘッドホンのひとつではないでしょうか。

製品仕様

ドライバーダイナミック型連続再生時間最長30時間
充電時間最長3時間/急速充電:3分間充電で3時間連続再生可能BluetoothバージョンBluetooth®5.4
対応コーデック非公開本体重量 (ケーブルを除く)約312g

【商品情報】SONOS Sonos Ace

» 詳細を見る

SONOS Sonos Ace

まとめ

音楽をどこでも簡単に楽しめることを目標に作られたワイヤレスヘッドホン「Sonos Ace」は、
・余計な装飾のないシンプルさと細部までこだわったプロダクトデザイン
・ホームオーディオ製品との連携で空間オーディオ、ヘッドトラッキングにも対応
・ややウォーム系の上品な音作りで、非常に完成度の高い1台
と、Sonosによる非常に細やかなこだわりとセンスが詰め込まれた製品となっています。

Sonos Aceはただいま販売中、店頭試聴機もご用意しておりますのでぜひ店頭でこの完成度の高さを体感してみてください!

Page Top