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2026.06.12
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専門店・プロレビュー,

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wireless レビュー | 注目ポイントと前モデルとの違いを解説

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wireless レビュー | 注目ポイントと前モデルとの違いを解説

ブログ担当スタッフ根本イメージ
▶記事担当「フジヤエービック スタッフ 根本」

イヤホン:FitEar/TG334、qdc/Anole V14-C
ヘッドホン:TAGO STUDIO/T3-01
DAP:Astell&Kern/A&ultima SP3000
などを愛用中。

商品レビューやインタビューなどを担当しています。製品そのものの情報だけでなく、メーカーや開発者の"想い"もお伝えしたいと思っています。
 

SENNHEISER MOMENTUMシリーズとは

SENNHEISER(ゼンハイザー)は1945年にフリッツ・ゼンハイザー博士が設立したドイツを代表するオーディオブランドで、ヘッドホンの世界ではホームユースのハイクラスモデル・HDシリーズがよく知られています。

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そんなゼンハイザーですが、実はワイヤレス製品でも高い人気を集めるブランドです。
特にワイヤレスヘッドホンのMOMENTUMシリーズは、その音質の良さとバッテリーライフの長さ、そしてなによりゼンハイザーというブランドへの安心感などから、発売後数年を経過しても変わらぬ人気を誇っています。

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そのMOMENTUMシリーズがこのたび、約4年ぶりにモデルチェンジを迎えることになりました!新モデルの名前はもちろん「MOMENTUM 5 Wireless」(以下「MOMENTUM 5」)です!

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wirelessの本体画像
新モデル・MOMENTUM 5(ブラックモデル)

【商品情報】SENNHEISER MOMENTUM 5 Wireless

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SENNHEISER MOMENTUM 5 Wireless商品イメージ

MOMENTUM 5の音質レビュー

製品詳細はのちほど紹介するとして、さっそく気になる音質をチェックしていきたいと思います。
スマートフォンとaptX HDで接続し、サブスク音源を数曲聴いてみました。なお、試聴時はノイズキャンセリング機能のみオン(アダプティブ)とし、それ以外の機能やイコライザーなどはすべてオフの状態としています。

ワイヤレス接続で試聴

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wirelessの音質レビュー画像
MOMENTUM 5とスマートフォン

前後左右に広がる音場と自然な立体感という前モデル・MOMENTUM 4が持っていた長所はそのままに、「各帯域のカドが取れてより全体的な音のつながりがなめらかになった」という印象の、まさにリスニング用途向けの王道サウンドに仕上がっています。
前モデルがやや低域のアタック感が強めに出る感じだったのに対して、MOMENTUM 5ではそこが丸くおだやかに感じられるので、より優しい音になったように感じました。

一方でゼンハイザーの最高峰モデル・HDB 630と比較した場合、やはり全体的な音の上品さやナチュラル感はHDB 630が有利だと思います。
ただ、この上品さがもの足りなさにつながるジャンルもあるかと思うので、よりオールジャンル向きという点ではMOMENTUM 5の方が使いやすいのではないでしょうか。

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有線接続で試聴

ところで、ゼンハイザーの担当者さんによると「MOMENTUM 5はUSB接続の音も良いんですよ」とのこと。「これは試してみないと」ということで、続いては付属のUSB-Cケーブルでスマートフォンとデジタル有線接続しての試聴です。

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wirelessの音質レビュー画像
MOMENTUM 5とスマートフォンをUSB接続

今回試聴した環境では「USB接続時の方がやや音量が小さい」という違いはありましたが、音質的にはaptX HD接続の時とほとんど変わらないサウンドであるように思います。

MOMENTUM 5は電源をオンにしないと有線接続ができない仕様のため、正直なところ積極的に有線接続を選ぶ機会は少ないかと思います。たとえば有線ならではの遅延のなさを活かして音ズレにシビアなゲームをプレイする際などには便利ですね。

MOMENTUM 5の外観・特徴

さて、ここからはじっくりとMOMENTUM 5の特徴についてお伝えしてまいります。

キャリーケース・付属品

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wirelessのキャリーケース画像
キャリーケースの中身

三角形のキャリーケースの中には、MOMENTUM 5本体と充電用USB-Cケーブル・アナログ接続用オーディオケーブル・クイックガイド(多言語版)が収められています。
MOMENTUM 5は付属のUSB-Cケーブルでデジタル接続・オーディオケーブルでアナログ接続の有線ヘッドホンとして使用可能ですが、どちらの場合でも本体電源をオンにしておく必要があります。
ちなみにこのキャリーケースは、前作MOMENTUM 4付属のものに比べ約20%ほど薄型化されています。

持ち運びに便利なスイーベル機構

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wirelessのスイーベル機構画像
スイーベル機構で前後どちらにも展開可能

ハウジングが水平に開く”スイーベル機構”を前モデル・MOMENTUM 4から引き続き採用しています。先ほどのケース内に収められた写真と見比べていただくとわかりますが、前側・後側どちらへも展開可能です。
ハウジングの内側には左右を示す「L」「R」の表記もついています。
なお、内側への折り畳みには非対応です。

イヤーパッド

SENNHEISER MOMENTUM 4と5のイヤーパッド画像
左:MOMENTUM 4、右:MOMENTUM 5

意外だったのがイヤーパッドの違いです。
素材にヴィーガンレザ―(人工皮革)を採用している点は前モデルと同じですが、こうして並べてみると明らかにMOMENTUM 5の方が薄くなっています。かといって装着感が悪くなっているわけでもなく、綿密に設計されているためかハウジング内部で耳が当たって痛い…ということもありません。

交換が可能になったバッテリー

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wirelessのバッテリー画像
バッテリーの交換が可能に

実は”目に見えない大きな変更”が加わっています。
それは「ユーザーが自分で内蔵バッテリーの交換が可能になった」という点!といってもその手順は簡単ではなく、左側イヤーパッドを取り外してから内側のネジを数か所はずし、内部のケーブルに気をつけながらバッテリーを交換する…といった若干の手間がかかる方式となっています。
現時点では交換用バッテリーの発売時期等が未定なので、今はまだ「やろうとすればできる」程度に覚えておくとよいかもしれません。

42mmダイナミックドライバー

内蔵するのはもちろん、ゼンハイザー自慢の名機HD 600シリーズのドライバーをベースに設計した自社開発の42mmダイナミックドライバーです。

ヘッドバンド

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wirelessのヘッドバンド画像
ヘッドバンド

ヘッドバンドの外側がファブリック素材、内側がシリコンカバーのクッションとなっている点も前モデルゆずりです。

変更されたロゴデザイン

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wirelessのヘッドバンド画像
スピンリングロゴ

デザイン面で目立つ変化は、ヘッドバンド端のブランドロゴが円形の”スピンリングロゴ”に変わったことでしょうか。

機能は右ハウジングに集約

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wirelessの操作ボタン画像
機能はすべて右ハウジングに集約

前モデルで大好評を博したタッチコントロールを含め、機能面がすべて右ハウジングに集約されている点も変わりません。側面下部には電源兼ペアリングスイッチ・バッテリー残量表示ランプ・充電用USB-Cコネクタ・有線接続用ジャックが並びます。

ロングバッテリー

MOMENTUM 5のバッテリーは、ノイズキャンセリング機能オンで最大約57時間とロングライフです。この点は正直なところ前モデル(60時間)よりもやや短くはなっていますが、それでも実用上充分すぎるバッテリーライフだと思います。
また、緊急時には10分の充電で7時間の動作が可能になる急速充電にも対応しています。

強化されたノイズキャンセリング・外音取り込み

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wirelessの収音マイク画像
収音マイクをデジタルマイクに刷新

見た目としては小さな変化ながら中身が大きく変わったのが、ノイズキャンセリング機能に欠かせない収音用マイクです。前モデルから一新し計8基のマイクをすべてデジタルマイクに変更したことで、中音域を中心としたノイズ低減性能が最大3倍に向上し、風切り音を抑制するアンチウインド機能や外音取り込み機能も強化されています。

実際に、前モデル・MOMENTUM 4のノイズキャンセリングと比較してみました。
前モデルの時点ですでに充分なノイズ除去能力を備えていたこともあり、今回のMOMENTUM 5を装着した時には「あ、ノイキャンはそれほど変わらないかも」という感じました。しかし、しばらく装着したままでいると前モデルでは時々発生していた”ノイキャンの壁を突き破って飛び込んでくる高いノイズ”、たとえば人の声の歯擦音などが明らかに低減されていることに気が付きます。
派手とはいえないかもしれませんが、ゼンハイザーがしっかりとノイズキャンセリング機能の強化にも向き合ったことがわかる着実な進化です。

ハウジングサイズとデザインの違い

SENNHEISER MOMENTUM 4 Wirelessと5の画像
左:MOMENTUM 4、右:MOMENTUM 5

他にもなにか前モデルと違っているところはないか?と思い、実物(MOMENTUM 4のデニムカラーモデル)と並べてみました。
こうしてよく見比べると、ハウジング(イヤーカップ)のサイズが前モデルよりも少し大型化しました。そしてイヤーパッドは薄くなった一方で、ハウジング部の厚みは増しています。
本体重量は前モデルから3g軽い290gに軽量化されたこと、大型化でより耳を包み込んでくれる感覚で高まったことで、装着感は向上していると感じます。

また、前モデルではハウジング表面にひとまわり小さい”円形の溝”が刻まれていたのに対し、MOMENTUM 5ではいっさい凹凸のないフラットな表面になっていることがわかります。

3D Dolby Atmos 空間オーディオ

SENNHEISER MOMENTUM 4 Wirelessと5の画像
3D Dolby Atmos 空間オーディオに対応

機能面で一番大きな変更としては、”3D Dolby Atmos 空間オーディオ”に対応した点も見逃せません。映画などの動画コンテンツやApple MusicやAmazon Musicなどのサブスクサービスなどでも、より没入感の高い立体的な音楽体験が楽しめます。

便利になったイコライザー設定

SENNHEISER MOMENTUM 5 Wirelessの3D Dolby Atmos画像
イコライザー設定も簡単

イコライザー設定も前モデルの5バンドから8バンドへと、さらに細かく変更が可能になりました。
さすがにHDB 630のパラメトリックEQまではいきませんが、簡単なサウンドチェックに答えるだけで自動でイコライザーパターンを生成してくれる機能もあるので、手軽に好みの音質を作ることができます

このほか、対応コーデックとしてaptX HDやaptX lossless、そしてSnapdragon Soundが追加されるなど、目立たないながら着実な機能のアップデートが図られています。

まとめ | 専門店スタッフおすすめポイント

4年ぶりのモデルチェンジとなったゼンハイザーの「MOMENTUM 5 Wireless」をご紹介しました。

•前モデルで好評だったポイントはそのままに、着実なアップデートがたくさん
•3D Dolby Atmos 空間オーディオに対応。さらに没入感の高い音楽体験が可能に
•前モデルの長所+音のつながりがなめらかになった”王道リスニングサウンド”
これまでのMOMENTUMシリーズからの買い替えはもちろん、「ワイヤレスでも高音質で安心して使い続けられるヘッドホンはないかな…」とお探しの方には特におすすめの製品です。

MOMENTUM 5はただいまご予約受付中!発売予定はブラックモデル6月22日、ホワイトモデル7月6日となっております。
店頭デモ機は本日よりご用意しておりますので、ぜひ店頭で定番ブランドならではの安心感あるアップデートぶりをご確認ください!

【商品情報】SENNHEISER MOMENTUM 5 Wireless

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SENNHEISER MOMENTUM 5 Wireless商品イメージ

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フジヤエービックの店頭画像

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最新のヘッドホン・イヤホンをはじめ、ハイエンドモデルや中古オーディオ機器、専門性の高い製品も豊富にラインナップしています。
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また、店内では世界中のヘッドホン・イヤホン、オーディオ機器を実際に試聴いただけるほか、試聴会や各種イベントも随時開催しています。

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