オーディオ専門店スタッフがオープンイヤーイヤホンのおすすめを10種紹介します。耳を塞がずに周囲の音を聴きながら音を楽しめる開放型のワイヤレスイヤホンが人気を集めています。音漏れがしないか、ノイズキャンセリング効果はあるかといった疑問も詳しく解説します。
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オープンイヤーイヤホンとは
オープンイヤーイヤホンとは、イヤホン本体に搭載されたスピーカーから耳を塞がずに音を聴くイヤホンのことです。
周囲の音を取り込みながら音楽や通話を楽しめることから、安全性と快適性に優れており、今注目度の高いガジェットです。音質面においても、密閉しないオープン型構造により、音の広がりや自然な音場が得られやすく、長時間の使用でも疲れにくい特徴があります。
骨伝導イヤホンとの違い
オープンイヤーイヤホンと骨伝導イヤホンは音の伝え方に違いがあります。オープンイヤーイヤホンはイヤホンの仕組みと同様に空気の振動を外耳道を通って鼓膜を振動させることで音を伝える一方で、骨伝導は骨に直接振動を伝えることで音として認識する仕組みを使用しています。
音漏れはどのくらいするの?
オープンイヤーイヤホンは耳を塞がずにスピーカーから音を出しますので、遮音性が低く、音漏れします。
音漏れの程度は製品によって異なりますので音漏れが気になる場合は確認をしてからの購入をおすすめします。また、音漏れ抑制機能を搭載している製品もありますので音漏れが気になる場合は機能をチェックしましょう。
デジタル処理によって効果的に雑音を低減するノイズキャンセリングを搭載しているモデルも販売されていますが、耳を塞いでいない構造上、密閉型のノイズキャンセリングよりも効果は低いといえるでしょう。
音質傾向は?
オープンイヤーイヤホンは、カナル型イヤホンのように密閉をしない構造のため、音がこもらず高域が伸びやすい音質傾向になります。一方で迫力のある低音域の再生には不利な構造とも言えます。音質の傾向は製品によって異なりますのでレビューなどを参考にしてください。
オープンイヤーイヤホンのタイプは主に2種類
耳の上に乗せて固定をする耳掛けタイプ
Cleer ARC II Music耳に掛けて装着するオープンイヤーイヤホンは、動きが多い状況でもイヤホンが外れにくいため、スポーツなどの運動時におすすめです。
耳に挟んで使用するイヤーカフタイプ
Victor HA-NP1Tイヤーカフのように耳に挟んで使用するイヤーカフタイプのオープンイヤーイヤホンは、耳に掛けるタイプと違いメガネやマスクを使用しても邪魔になりません。また、小型で耳に挟み込む部分をシリコンなどの柔らかい素材で覆っていて耳が痛くなりにくい製品が多い点も特徴です。
オープンイヤーイヤホン耳掛けタイプのおすすめ
Audio-Technica ATH-AC5TW
ロングバッテリーと低音域表現が魅力のオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン
耳を塞がない快適な装着感と高音質を両立したオープンイヤーワイヤレスイヤホン。Audio-Technicaらしい低音が効いたサウンドやロングバッテリーが魅力で、初めてのオープンイヤー型イヤホンにおすすめです。
おすすめしたい特徴
・大型オーバルドライバーを採用し、オープンイヤー型の弱点「低音」も迫力充分
・イヤホン単体で最大13時間、充電ケース併用で最大34時間再生のロングバッテリー
・2台の Bluetooth 機器へ同時接続できるマルチポイント搭載
KING LUCKY i31pro MaX
オープンイヤーデザインの耳掛けワイヤレスイヤホン
耳掛けタイプながら7.4gの軽量設計と軽い装着感で快適なリスニングができる耳掛けタイプのワイヤレスイヤホンです。大型ドライバー搭載で迫力のサウンドが楽しめます!
おすすめしたい特徴
・18.7×11.3mmの大型楕円形ドライバーを搭載、クリアで迫力のあるサウンド
・独自設計により音漏れを抑制
・ENCノイズリダクション機能によりクリアな通話が可能
ノイズキャンセリング性能 | ノイズキャンセリング非搭載 | 装着感・遮音性 | 耳を塞がない開放的な装着感 |
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nwm MBN001
耳を塞がないのに音漏れを抑えるネックバンド型ワイヤレスイヤホン
音漏れを最小限に抑えるNTTのPSZ技術を搭載しており、耳を塞がないのに音漏れがしずらく、快適なリスニングが可能です。無くしにくいネックバンド型で家事や育児、オフィスでのなどのながら聞きにおすすめです。
おすすめしたい特徴
・大口径12mmダイナミックドライバー搭載
・最大再生時間約20時間で一日中使用可能
・ケーブルを含めて約23gの軽さ
ノイズキャンセリング性能 | ノイズキャンセリング非搭載 | 装着感・遮音性 | 軽くて開放的な装着感、音漏れを防ぐ技術を搭載 |
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final KDT3000
final初のオープン型完全ワイヤレスイヤフォン
「声」に特化した音質設計で、快適な「ながら聴き」を実現したfinal初のオープン型完全ワイヤレスイヤフォン。充電ケースに格納できるブームマイク付きで、クリアな音質で通話ができます。
おすすめしたい特徴
・「声」がかき消されにくいfinal独自の音質設計
・充電ケースに格納できるブームマイク付き
・高性能な「AIノイズバリアマイク」とブームマイクで、クリアなマイク音声
radius HP-H100BT
開放的なサウンドが楽しめるながら聴きイヤホン
ネックバンドの張力によるソフトな圧力に加え、リング形のシリコン製イヤーピースでイヤホン本体を浮かせた状態で安定させる独自構造「フローティングフィットシステム」を採用したオープンイヤー・ネックバンド型のワイヤレスイヤホンです。
おすすめしたい特徴
・スピーカーが耳元で鳴っているような開放的なサウンド
・耳を塞がない耳の上に浮かせるような構造
・落としにくいネックバンド型
ノイズキャンセリング性能 | ノイズキャンセリング非搭載 | 装着感・遮音性 | シリコン形状のイヤーフックでホールド、耳の上に置いている感覚・耳を塞がないので音漏れしやすい |
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Cleer ARC3 Music
耳を塞がないのに臨場感がスゴイ!
大口径ドライバー搭載のオープンイヤーイヤホンです。耳を塞がない形状ながら迫力のある臨場感たっぷりのサウンドが楽しめます。特に低音域の再現性は驚きの感覚です。
おすすめしたい特徴
・16.2mmの大口径ドライバー搭載の迫力サウンド
・シネマクオリティの立体音響Dolby Atmos対応
・LCDディスプレイの充電ケースで利便性が向上
ノイズキャンセリング性能 | ノイズキャンセリング非搭載 | 装着感・遮音性 | 耳に掛けるだけで密閉感が無く軽い装着感 |
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beyerdynamic VERIO 200
抜けの良い空間表現
耳掛け式だからこそ実現できた、直径16.2mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載したブランド初のオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです。老舗ブランドによる新しいチャレンジを印象づけるユニークなワイヤレスイヤホンとなっています。
おすすめしたい特徴
・直径16.2mmの大口径ダイナミックドライバー搭載
・新しい専用アプリ「beyerdynamic」※英語と中国語のみ
・キレの良いシャープな高域に厚みのある中域、芯のある低域の”beyerイズム”を感じさせるサウンド
ノイズキャンセリング性能 | ノイズキャンセリング非搭載 | 装着感・遮音性 | オープンイヤータイプで音漏れします |
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beyerdynamic VERIO 200のスタッフレビューはこちらオープンイヤーイヤホンイヤーカフタイプのおすすめ
KING LUCKY i20
イヤーカフタイプのワイヤレスイヤホン
イヤホンを耳に挟んでスピーカーから音を聞く耳を塞がないイヤホンです。イヤホン本体が、耳の形に合わせて自由に曲げられる形状記憶合金と肌に優しい表面素材を採用しています。カナル型イヤホンの圧迫感が苦手という方におすすめです。
おすすめしたい特徴
・大口径13mmダイナミックドライバー搭載
・接続性が向上したBluetooth5.3に対応
・耳を塞がないので周囲の音が聞きながら音楽が楽しめる
ノイズキャンセリング性能 | ノイズキャンセリング非搭載 | 装着感・遮音性 | 耳を塞がない開放的な装着感 |
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Victor HA-NP1T
Victorからイヤーカフワイヤレスイヤホン登場
アクセサリー感覚で装着できるイヤーカフタイプのワイヤレスイヤホンが音質に定評のあるVictorから登場しました!独自のフレキシブルアジャスト機構で着脱のしやすさも魅力です。
おすすめしたい特徴
・高性能10mmドライバーユニットを搭載したクリアなサウンド
・好みで切り替えできるNORMAL・HIGH・BASSの3つのサウンドモード
・2台の機器に同時接続できるマルチポイントに対応
radius HP-10BT
耳を塞がずに音楽を楽しめる!「ながら聴き」に最適なイヤーカフ型イヤホン
耳を塞がずに音楽を楽しみたい方や、運動中の安全性を重視する方におすすめのイヤーカフ型イヤホンです。快適な装着感やマルチポイント接続など、日常使いに便利な機能も充実しています。
おすすめしたい特徴
・長時間の装着でもストレスフリーな着け心地
・IPX4の防滴性能でアウトドアやジムでの使用も可能
・ファッションアイテムとして取り入れやすい4色のカラーバリエーション
ノイズキャンセリング性能 | ノイズキャンセリング非搭載 | 装着感・遮音性 | しかりとしたホールド感がありつつも、挟み込む力は弱めで着け心地の良い装着感 |
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自転車でのイヤホンの使用について
2024年11月1日より道路交通法改正により、自転車走行中のながらスマホの罰則が強化されました。各都道府県によっては、条例により片耳のみの使用や耳を塞いでいない状態での使用においても罰則が定められている場合もあります。周囲の音が聞こえにくい状況での自転車運転は危険ですので、イヤホンの使用は控えましょう。
まとめ
オープンイヤーイヤホンのおすすめを紹介しました。
・耳を塞がないながら聴きオープンイヤーイヤホンが人気
・耳掛けタイプとイヤーカフタイプの2種類
・塞がないので音漏れはしやすいが音漏れ抑制機能を搭載している製品もある
この記事を参考にぜひ最適なイヤホンを選んでください。