イヤモニとは?選び方と用途に合わせたおすすめ8選

イヤモニ(インイヤーモニター)とは、ミュージシャンやアイドルがステージで演奏するために欠かせない音を細部に渡ってモニタリング(聞く)するためのイヤホンです。この記事ではオーディオ専門店スタッフが選び方を解説。用途に合わせたおすすめを8種紹介します。
目次
イヤモニとは
- イヤモニの種類
ライブステージでの必要性
普通のイヤホンとの違い
イヤモニの音質の特徴
- ゲームプレイにもおすすめ
- イヤモニのデメリット
イヤモニの選び方
- 使用目的で選ぶ
- 音質で選ぶ
- 接続方法で選ぶ
楽器演奏におすすめのイヤモニ
- SONY MDR-EX800ST
- SHURE SE425
音楽制作におすすめのイヤモニ
- SENNHEISER IE 100 PRO
- Maestraudio MAPro1000
ゲームプレイにおすすめのイヤモニ
- Kiwi Ears Quintet
- Acoustune RS THREE
カスタムIEM(カスタムインイヤーモニター)のおすすめ
- qdc DEBUT-CL
- FitEar MH334 Studio Reference
まとめ

イヤモニとは

イヤモニとは、「イン・イヤー・モニター」の略称で、ミュージシャンやアイドル、音響エンジニアなどが、ステージやレコーディングの際など、正確に音をモニタリング(聞く)ために使用されるイヤホンのことです。
イヤモニの種類

イヤモニは、ユニバーサルモデルとカスタムIEM(イン・イヤー・モニター)に分かれます。ユニバーサルモデルは、音の出るスピーカー部分にイヤーピースが付いており、文字通り一般的に広く使用できる設計のものです。
一方、カスタムIEMは耳型(インプレッション)を作成して耳の形に合わせてイヤホンを作るので、耳にピッタリはまります。遮音性も高く大音量が流れている環境下でも、イヤホンから流れる細かな音まで聞き取ることができます。

ライブステージでの必要性

テレビ番組やライブステージなどで、ミュージシャンやアイドルがステージ上でイヤモニを耳につけている姿を見たことがある方は多いのではないでしょうか。
ライブステージなどでは、楽器の音が大音量で流れている環境で演奏をします。イヤモニを耳に装着することで周囲の音を遮断して、イヤモニを通して適正な音量で自分の声や演奏の音を確認、またはスタッフの指示を聞くために使います。
耳にピッタリはまるので激しく動いても外れにくいという仕様や、以前はライブステージなどで大音量に負けない音量でモニタースピーカーを鳴らしていたものが、イヤモニを付けることで小さな音量でも正確な音を聴くことができるという点でも重宝されています。
普通のイヤホンとの違い
通常、音楽を聴くためのリスニング用イヤホンは、完成された音楽を聴きやすく耳に届けるための調整がされていますが、モニターイヤホンは、音楽制作やDTM作曲・動画編集向けに作られていています。
また、ケーブルやイヤーピースなどの部品を交換できるものが多く、耐久性も高いことから長く愛用される製品が多いのも特徴のひとつです。
イヤモニの音質の特徴

イヤモニの音質は、解像度が高く、フラットな周波数特性、偏りが少なく原音に忠実な音を特徴としています。そのため、ステージや楽曲制作などの用途はもちろんですが、解像度の高さを求めるユーザーや、アーティストやエンジニアが聴いている音を聞きたいというニーズから音楽鑑賞のためのリスニング用として愛用するユーザーも多く、種類も豊富に発売されいています。
ゲームプレイにもおすすめ

また、イヤモニはFPSゲームなどのゲームプレイにもおすすめです。FPSゲームで使用するイヤホンは、音像の配置が左右、遠近方向に渡って立体的に表現されることが重要になります。音の配置表現が忠実に再現されるイヤモニを使用することで、繊細な音を聞き分けることができるので、より一層ゲームを楽しめるでしょう。
イヤモニのデメリット
イヤモニは、フラットな音質特性のため、正確に音を聴き取れる反面、聴き疲れしやすいという側面もあります。長時間のリスニングには向いていないため、注意が必要です。
イヤモニの選び方
使用目的で選ぶ

ライブやコンサートなどのステージで使用する場合は、周囲の音を遮断し、正確に音をモニタリングするために遮音性の高いものを選びましょう。ライブステージなどで使用する場合は別途モニターやワイヤレス環境が必要になりますので会場と相談するようにしましょう。
レコーディングなどの楽器演奏する場合は、マイクで音を拾ってしまわないように音漏れがしにくく、ケーブルが長いものを選びましょう。リケーブルできるタイプであれば長さを変更することも可能です。
ゲームプレイに使用する場合は、解像度が高く音像の配置関係が立体的に表現されるモニターイヤホンがおすすめです。
音質で選ぶ

イヤモニは、基本的に音をモニタリングするためにフラットな音質を特徴としていますが、製品によって音質傾向が異なります。音質を決定づけるのが、音を鳴らす機構となるドライバーです。
音質はドライバーのサイズ「口径」が大きくなるほど高音質になりますが、低音域を出すことを得意とするダイナミック型や高音域や中音域の音の再現を得意とするバランスドアーマチュア型などの種類があります。また、複数ドライバーを搭載しているモデルもありますので好みの傾向に合わせて選びましょう。
接続方法で選ぶ

ケーブルなどで動きを制限されたくないという場合はワイヤレスタイプがおすすめです。Bluetoothワイヤレスで接続する場合と主にライブ会場などで使用されるワイヤレスシステムを使用する2パターンの方法があります。
DTMなど音楽制作の際にタブレットやPCに接続する場合は、Bluetooth接続で充分ですが、遅延が気になるという場合は有線接続する方が安心です。
ワイヤレスでイヤモニを使用したい場合は、Bluetoothワイヤレスケーブルが別途販売されている機種やBluetoothレシーバーを使用することで有線のイヤモニをワイヤレス接続することが可能となりますので、事前に仕様や製品を確認しましょう。
楽器演奏におすすめのイヤモニ
SONY MDR-EX800ST

ライブパフォーマンスのために生まれたイヤモニ
解像度・分離感の良いモニタリングに適した音質と装着感や耐久性のあるつくりのイヤモニです。耳掛け部分はフレキシブルイヤーハンガーを採用、耳の形に合わせて形状が調整できるという優れものとなっています。・ステージ向けに使用しやすい耐久性と装着性
・リケーブル対応
・発売から10年以上長く愛用されるロングセラーモデル
【商品情報】SONY MDR-EX800ST
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SHURE SE425

SHURE独自開発のBAドライバー2基を搭載した実力派イヤモニ
SHUREのイヤホンの特徴であるバランスが良く原音に忠実でフラットな音質傾向はそのままに、BAドライバー2基構成により低音域のバランスを調整した見通しの良いサウンドのイヤモニです。楽器演奏はもちろんですが、モニターライクな音質が好みという方にリスニング用途としてもおすすめのイヤモニです。・最大37dBまで雑音を遮断する遮音性の高いイヤーピース
・耐久性の高い着脱式ケーブル
・シングルツイーターとシングルウーハー2基搭載
【商品情報】SHURE SE425
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音楽制作におすすめのイヤモニ
SENNHEISER IE 100 PRO

初めてのイヤモニにおすすめ!
IE 100はシングルドライバーを採用したことで耳にフィットするように小型化され、長時間の利用でも重さを感じにくい設計を採用。ライブステージでの使用はもちろんですが、モバイル機器やタブレットを使った外出先でのミキシングや制作にもおすすめです。・小型軽量化により、装着感が良く長時間使用OK
・SENNHEISER専用ケーブル交換可能
・レスポンスが良く、丁寧なサウンド表現
【商品情報】SENNHEISER IE 100 PRO
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Maestraudio MAPro1000

没入感のあるイマーシブサウンド
Maestraudio独自開発のハイブリッド型ドライバーを搭載し、深く沈みこむような低音域と中高域や倍音を輪郭のあるクリアなサウンドが魅力のインイヤーモニターです。小型軽量で装着感が良く、負担を感じにくい形状で長時間のリスニングにもおすすめです。・ブランド独自開発のパッシブ型セラミックコートツイーター「RST」初搭載
・タッチノイズを軽減できる耳掛けタイプのケーブル形状
・広い空間表現と繊細でクリアな中高域の立体感のあるサウンド
【商品情報】Maestraudio MAPro1000
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ゲームプレイにおすすめのイヤモニ
Kiwi Ears Quintet

片側5基のドライバーが魅力的な
4つのタイプのドライバーを片側5基搭載。ドライバー毎の特性を上手にまとめ上げ、全体として非常に聴きやすいサウンドバランスのイヤホンです。ニュートラルなサウンドに低域のレスポンスが若干のスパイスとして印象付け、臨場感のあるサウンドが楽しめます。・骨伝導を含むドライバーを5基搭載
・装着しやすい形状とサイズ感
・スッキリとしていてバランスが良く、パワフルな低音が魅力的なサウンド
【商品情報】Kiwi Ears Quintet
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Acoustune RS THREE

モニタリングにもリスニングにも絶妙なバランスのサウンド
部品単位での剛性を上げ、頑丈なつくりとステージモニターとしての使用を考慮したプラグやケーブルなど、実用的な製品設計となっています。音質は硬質でシャープ、スッキリとしたサウンドなので、ゲーミングイヤホンとしても気軽に使いやすいイヤモニです。・より正確なモニタリング向けのAcoustune独自の9.2mm径「ミリンクスEL-Sドライバー」搭載
・耐衝撃性、耐候性、耐熱性に優れたポリカーボネートを使用
・広い音場と伸びやかな高域が特徴的なサウンド
【商品情報】Acoustune RS THREE
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カスタムIEM(カスタムインイヤーモニター)のおすすめ
qdc DEBUT-CL

初めてのカスタムIEMにおすすめの超高コスパモデル
中国のプロ向けオーディオ市場において、ステージモニター用カスタムイヤーモニターで70%を超えるシェアを誇るqdcから非常に高コスパなモデルが登場しました。自分の耳にフィットしたイヤホンをオリジナルで欲しいという方の導入にピッタリのカスタムIEMです。・カスタマイズされた10mmシングルフルレンジダイナミックドライバー搭載
・ワイヤレス受信機との接続を考慮したケーブルと付属品
・シェルカラーやフェイスプレートなど選べるデザイン
【商品情報】qdc DEBUT-CL
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FitEar MH334 Studio Reference

BAドライバー 3ウェイを搭載したFitEarの定番モデル
より音楽を楽しめる機種とし生まれたFitEarの定番のカスタムIEM MH334 のサウンドバランスを継承し、正確なモニタリング向けに高域周波数レンジ拡大と中低域解像度の改善したモデルです。スタジオモニターとして使用されることが多く、ボーカルが近いのが特徴。アーティストの声を重視する方におすすめです。・定番カスタムIEM MH334のリスニング向けモデル
・繊細なサウンド表現に優れたBAドライバー3ウェイ構成
・中音域中心にボーカルが際立つサウンド表現
【商品情報】FitEar MH334 Studio Reference
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まとめ
・ユニバーサルタイプとカスタムIEMの2種類
・ステージで使用するためには周囲の音を遮断して、イヤモニを通して適正な音量で自分の声や演奏の音を確認するために使われる
・イヤモニの音質は、解像度が高く、フラットな周波数特性、偏りが少なく原音に忠実な音が特徴
・イヤモニはFPSゲームなどのゲームプレイにもおすすめ








