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2024.03.30
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【2024年】USB DACのおすすめ15選!専門店スタッフが厳選

【2024年】USB DACのおすすめ15選!専門店スタッフが厳選

音楽を高音質で楽しむなら、PCやスマホからUSB接続して高音質化する「USB DAC」がおすすめです。選び方のポイントとフジヤエービックスタッフおすすめの据え置き型USB DAC、お持ち歩き用のポータブルUSB DACをご紹介します。

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USB DACは、サブスク音楽配信でもハイレゾやロスレス配信が楽しめるようになり、高音質を求める音楽ファンから特に注目されているアイテムです。スマホをプレーヤーとしてUSB DACを接続することで高音質な音が楽しめます。しかし、製品によって対応端子や再生できる音源データに差があるなど、初心者にとってはハードルが高く感じられる製品でもあります。

そこで、今回はUSB DACの選び方のポイントとおすすめの製品をご紹介します。

USB DACとは?

DAC(Digital to Analog Converter/デジタルトゥアナログコンバーター)とは、音楽を再生する際に、CDなどに入っているデジタル信号をアナログ信号に変換する機器のことです。DACの中でもPCとUSBケーブルで接続することをメインとしたDACを「USB DAC」といいます。

USB DACはPCやスマホ内の音楽データをノイズの軽減や高音質再生をする効果があります。

PCやスマホにもDACは内蔵されていますが汎用の物のため、高音質というわけではありません。また、PC自体も音楽専用の機械ではないためノイズが発生しやすく、内蔵DACでの再生では音質に悪影響が出てしまいます。USB DACはノイズ源からの分離・隔離設計を施すことで、ノイズが少ない状態での音楽再生が可能です。

また、音楽用に作られているため、より高音質で音楽を楽しめます。USB DACはAC電源供給の据え置きタイプのほか、スマホから変換して音楽を楽しめるバッテリー内蔵のモバイル対応機器もあり、選択肢の幅が増えています。

USB DACとヘッドホンアンプの違い

USB DACは前述の通り、PCやスマホとUSBケーブルで接続することをメインとしたDACでデジタル信号をアナログ信号に変換する役割を担います。

一方で、ヘッドホンアンプはアンプの中でもヘッドホン用途に特化したもので、音声信号を増幅させたり、音量を調節したり、音質の向上を目的としています。

「ヘッドホンの本領を発揮するためのヘッドホンアンプ」「ノイズの軽減や高音質再生をするDAC」「両方の力を発揮するUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプ」です。基本的にはUSB DACにヘッドホンアンプが内蔵している製品がほとんどですので、この記事ではUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプを主に紹介します。

【2024年】ヘッドホンアンプおすすめ20選!据え置き・ポータブル・USB-DAC内蔵など選び方を解説

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 【2024年】ヘッドホンアンプおすすめ20選!据え置き・ポータブル・USB-DAC内蔵など選び方を解説 ブログイメージ

USB DACの選び方のポイント

ハイレゾ音質を楽しむにはDACのスペックをチェック

CD音源は「44.1kHz/16bit」という数字で表現されますが、ハイレゾ音源は「96kHz/24bit」「192kHz/24bit」というCDの情報量を上回る音楽データのことをいいます。また近年ではDSDと呼ばれるより高音質なデータ形式も広く配信されるようになりました。

ハイレゾ音源を楽しむにはこうした音源を再生できるかスペックにも注目してみましょう。

据え置きかポータブルか

USB DACは、主に家庭用AC電源に対応しているのが据え置きタイプバッテリーで駆動するように作られた持ち運びやすい小型のポータブルタイプがあります。

据え置きタイプの特徴は、接続端子が豊富でPCやスマホ、NASやその他のオーディオ機器に対応したものが可能で本格的にオーディオ環境を整えたい方におすすめです。ポータブルタイプは、接続端子が限定されますが、スマホやDAP(オーディオプレーヤー)と接続して手軽に楽しむのに適しています。

テレビや映画、ゲームをを楽しむには入出力端子をチェック

PCオーディオ以外にもテレビ・映画やゲーム等の幅広い機器の音声を高音質で楽しみたい場合は、同軸・光デジタル端子の出番です。

外部DACに繋いでグレードアップした音を楽しめますので、ぜひお試し下さい。

LAN入力を備えているモデルであれば、NASを用意すればPCを立ち上げなくても音楽を聴けるのでそういった使い方もおすすめです。

スマホ・タブレットも立派なオーディオ機器に

最近ではポータブルプレイヤーやスマホを再生機器として使用する場合に、USB DACを活用することで高音質再生を手軽に楽しめる環境が作れます。

外では手軽にイヤホンで、家では同じ音源をより高音質な環境でといった楽しみ方も可能です。

USB DACといっても使いたい用途や、こだわるポイントによって、おすすめしたい製品は異なります。そこで、フジヤエービックのスタッフが、項目別におすすめのUSB DACを厳選しました。こだわりたいポイントやシチュエーションと照らし合わせてチェックしてみてください。

据え置き型低価格帯ハイレゾDSD対応DACのおすすめ

Ifi Audio ZEN DAC

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シンプル・低価格ながら本格的な音が楽しめる

4.4mmのバランス出力のついたヘッドホンアンプ付きDACです。対応フォーマットもPCMは24bit/384kHz、DSDは11.2MHzもしくは12.4MHzまで幅広く対応しています。背面にはRCAと4.4mmバランスの出力端子が付いており、他のアンプと接続する事でより高音質なシステムも構築出来ます。プリアウト出力も出来るのでパワードスピーカーと組み合わせて手軽なスピーカー環境を構築するのも面白いですね。

こんな人におすすめ!
・初めてヘッドホンアンプを導入したい
・パワードスピーカーと組み合わせて手軽にスピーカー環境を構築したい
サイズ(W幅×H高さ×D奥行)158mm×35mm×100mm重さ約491g
接続方式(入力)USB3.0 Bメス(USB2.0互換)接続方式(出力)6.3mmシングルエンド、4.4mmバランス、RCAシングルエンド
電源方式USBバスパワー / ACワイヤレス(Bluetooth)対応-

【商品情報】Ifi Audio ZEN DAC

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Ifi Audio ZEN DAC

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SOUND WARRIOR SWD-UA1

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コンパクトなUSB DAC&ヘッドホンアンプ・パワーアンプ

USB、 光 (OPTICAL) ・ 同軸 (COAXIAL) デジタル入力端子を備えPCもスマホもTVも本格的なサウンドが楽しめるコンパクトなUSB DAC&ヘッドホンアンプ・です。筐体はPCモニターの下にも置けるサイズで、出力は背面に3.5mm ステレオミニジャック、RCA、ヘッドホン出力に3.5mm ステレオミニジャックを搭載しており、ヘッドホンもパワードスピーカーも使用できます。

こんな人におすすめ!
・シンプルに使えるヘッドホンアンプが欲しい
・王道サウンドが好み
スタッフ千原イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックWEB制作担当:千原

素直でクセのない音質

iPhone 12をプレーヤーとしてUSB接続、ヘッドホンにSENNHEISER HD 660S2という環境で試聴しました。一聴して素直でクセがなく聴きやすいサウンドだと感じました。透明性の高い高音域と厚みのある中低音域がバランスよくまとまっている印象です。味付けが少ないからこそ素材の味が活かされる良さを感じることができるのではないでしょうか。

これからデスクトップオーディオを始めたいという方や、普段視聴しているテレビや映画、音楽をもう少しいい音で聴きたい方のステップアップにおすすめのUSB DAC & ヘッドホンアンプです。続きをみる

サイズ(W幅×H高さ×D奥行)146mm×40mm×165mm重さ約700g
接続方式(入力)USB Type B (USB)、RCA ピンジャック (COAXIAL)、角形光コネクタ/TOS-Link (OPTICAL)接続方式(出力)ф3.5mm ステレオミニジャック
電源方式ACワイヤレス(Bluetooth)対応-

【商品情報】SOUND WARRIOR SWD-UA1

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SOUND WARRIOR SWD-UA1

FIIO K11

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シンプルな構成のバランス対応USB DACアンプ

2007年の設立以来、特にポータブルヘッドホンアンプ製品において地位を確立してきたFIIOからリーズナブルで手軽にバランス接続が楽しめる据え置きタイプのUSB DACアンプが登場!

147×133mmの小型筐体にDACチップにはCirrus Logic「CS43198」を採用、ヘッドホンアンプ部は左右独立フルバランス設計となっており、4.4mmバランスと6.35mmシングルエンドがそれぞれ1系統搭載しています。そのほかRCA同軸が1系統搭載されているのでプリアンプとしても利用可能です。

こんな人におすすめ!
・気軽にバランス接続で音楽を楽しみたい
・高コスパなUSB DACが欲しい
サイズ(W幅×H高さ×D奥行)147×32.3×133mm重さ約407g
接続方式(入力)USB Type C ×1系統、RCA同軸 ×1系統、TOS光 ×1系統接続方式(出力)RCA同軸×1系統(RCA同軸入力と排他)、4.4mmバランス ×1系統、6.35mmシングルエンド ×1系統
電源方式ACワイヤレス(Bluetooth)対応-

【商品情報】FIIO K11

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FIIO K11

FIIO K9 AKM

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音の情報量が多く濃厚なサウンドが魅力の据え置き型USB DACアンプ

コスパの良さで人気のFIIOの据え置き型のヘッドホンアンプシリーズに、AKMのフラッグシップ・セパレートDACを搭載したK9 AKMが加わりました。DACにSN比の向上や低ジッタークロックを用いた高精度なD/A変換を実現する旭化成エレクトロニクス製の最新デジタル・アナログ完全セパレートDAC「AK4191EQ+AK4499EX」を採用、ヘッドホンアンプ回路は、THX社とFIIOが共同開発した「THX-AAA 788+」を2基搭載しています。

豊富な入力に加えてBluetoothレシーバーも搭載されているので幅広い使い方が可能で、しかも比較的お求めやすい価格帯も魅力の据え置き型USB DACレシーバーアンプとなっています。

こんな人におすすめ!
・色々なヘッドホンで使用したい
・ポタアンからステップアップしたい
スタッフ唐木イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックスタッフ:唐木

音の情報量が多く濃厚なサウンド

音の情報量が多く濃厚なサウンドで、各楽器の細かなニュアンスまで緻密に表現し、楽曲を余すところなく楽しませてくれます。

キラキラとした派手なサウンドではないものの、一音一音を丁寧に鳴らすので、腰を据えてじっくりと音楽を楽しむにはとても良いですね。味付けが少なく、ヘッドホンの個性をしっかりと鳴らしくれる製品です。逆に、個性を求める方には不向きだと感じました。続きをみる

サイズ(W幅×H高さ×D奥行)200mm×72mm×224.5mm重さ約2.6kg
接続方式(入力)デジタル入力:USB Type-C×1系統、USB Type-B×1系統、RCA同軸×1系統、TOS光×1系統、Bluetooth×1系統、アナログ入力:4.4mmバランスライン×1系統、RCAライン×1系統接続方式(出力)アナログ出力:XLRバランスライン×1系統、RCAライン×1系統、ヘッドホン出力:4ピンXLRバランス×1系統、4.4mmバランス×1系統、6.3mmシングルエンド×1系統
電源方式ACワイヤレス(Bluetooth)対応SBC、AAC、aptX、aptX HD、aptX LL、aptX Adaptive、LDAC

【商品情報】FIIO K9 AKM

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FIIO K9 AKM

据え置き型ハイエンドUSB DACアンプのおすすめ

RME ADI-2/4 Pro SE

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コンパクトながらサウンドの魅力を最大限に引き出すAD/DAコンバーター

1Uのハーフラックサイズ(215 x 44 x 160 mm)ながらアナログインプットも可能なAD/DAコンバーターです。RMEの中でもリファレンスクラスの実力を持つADI-2/4がSE(Special Editon)としてパワーアップ。DACチップには2基のESSのES9038Q2Mを採用し、RME独自の技術で200kHzまでフラットな特性を実現しています。また、RME独自のSteadyClock FSに超高精度のクロック動作を可能にしており損失なくDA変換を行います。

2023年7月には、ADI-2 DAC FSをMac・iPadから操作できるアプリケーション・ソフトウェア「ADI-2 Remote」がリリース!操作性も確実にランクアップしました。

こんな人におすすめ!
・高品位なインターフェイスとして使用したい
・クセがなくフラットなサウンドのDAC・アンプが欲しい
サイズ(W幅×H高さ×D奥行)215mmx44mmx160mm重さ1.2 kg
接続方式(入力)アナログ(ライン)入力(XLR/TRSコンボジャック) × 2、ADAT入出力(SPDIF互換) × 1、AES/EBU入出力 × 1、SPDIFコアキシャル入出力(AES/EBU互換) × 1接続方式(出力)アナログXLR出力 × 2、アナログTRS出力 × 2、ヘッドフォン出力 × 2 もしくは 4.4mm 5極バランス・ヘッドフォン出力 × 1、トリガーアウト × 1
電源方式AC電源ワイヤレス(Bluetooth)対応-

【商品情報】RME ADI-2/4 Pro SE

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RME ADI-2/4 Pro SE

HiFiMAN GoldenWave SERENADE

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ヒマラヤPRO R2R DACとA級アンプが融合したネットワークオーディオDACアンプ

リーズナブルな平面型ヘッドホンが人気のHIFIMANからGOLDENWAVE社との共同開発したヒマラヤPRO R2R DAC内蔵アンプが登場しました。

R2R DACは、ラダー(はしご)型抵抗ネットワークによるDAC回路という、通常よく使用されるDACチップとは異なるD/A変換の方式です。さらにヒマラヤPROは従来製品と比べて消費電力が少なく、それぞれのメリットを存分に活かせる構成のDACアンプとなっています。また、DLNA再生・TIDAL Connect・Spotify Connect・Roon Readyなどに対応、ネットワークオーディオとしても楽しめる一台です。

こんな人におすすめ!
・量感たっぷりのサウンドを楽しみたい
・USB DACをネットワークオーディオとしても使用したい
サイズ(W幅×H高さ×D奥行)300×50×255mm重さ約3500g
接続方式(入力)同軸、光デジタル、USB、ネットワーク、RCAシングルエンド接続方式(出力)XLRバランス、4ピンXLRバランスヘッドホン出力、6.35mmヘッドホン出力、4.4mmバランスヘッドホン出力
電源方式ACワイヤレス(Bluetooth)対応-

【商品情報】HiFiMAN GoldenWave SERENADE

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HiFiMAN GoldenWave SERENADE

ONIX Miracle

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イギリス発のオーディオブランド・ONIXによる合体式ハイエンドオーディオシステム

ポータブルプレイヤー、USB DAC内蔵ヘッドホンアンプ、専用電源の3ユニット構成のオーディオシステムです。

DAPユニット「XM10」とUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプ「XP10」で異なるDACチップを搭載、中高域メインでクリアな音の据置モード、中低域の押し出しを感じるDAPモードの”二刀流”サウンドが楽しめます。伝統あるブランドであるONIXとフレキシブルなShanlingの設計思想とが融合した、インドア・アウトドア問わずクオリティの高いサウンドが楽しめる唯一無二の製品となっています。

こんな人におすすめ!
・プレイヤーは手元で操作したい
・S/N比の高い高品位なサウンドが好み
スタッフ根本イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックスタッフ:根本

非常に透明度の高いサウンド

中高域の伸びやかさが印象的な、非常に透明度の高いサウンドです。左右に広がる音場と、ボリュームを上げても変な刺激もなくスッと耳に音が入ってくるようなS/N比の高さが際立ちます。ひとことで表せば”綺麗な音”を聴かせてくれるシステムということになるかと思います。(スタッフレビューより引用)続きをみる

ONIX XP10 (USB DAC アンプ部)製品仕様
サイズ(W幅×H高さ×D奥行)メーカー情報に掲載なし重さメーカー情報に掲載なし
接続方式(入力)USB、Optical、Coaxial、XM10 Dock、Bluetooth、RCA接続方式(出力)Optical、Coaxial SPDIF、Pre-Out:RCA / XLR-LR、Line-Out:RCA / XLR-LR
電源方式ACワイヤレス(Bluetooth)対応XM10 ポータブルプレーヤーにて(送信:LDAC、LHDC、aptXHD、aptX、SBC)

【商品情報】ONIX Miracle

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ONIX Miracle

YAMAHA HA-L7A

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さらなる高みを追求したハイエンドヘッドホンAVアンプ

2つの大型トロイダルトランスを内蔵した唯一無二の個性的なデザインとキレの良い端正なサウンドに加え、ピュアダイレクトモードなど多彩なサウンドが楽しめるヘッドホンアンプです。「PURE DIRECTモード」と、コンテンツに応じた長年のAV機器開発で培った独自技術を発展・応用させた「サウンドフィールド・モード」で多彩なサウンドに切り替えが可能な、まさに多方面で展開するブランドだからこそ作り出すことのできたオリジナリティの高い「ヘッドホンAVアンプ」となっています。

ヘッドホンリスニングだけでなく、映画やライブ配信など、映像コンテンツも幅広く楽しみたいという方に特におすすめのヘッドホンアンプです。

こんな人におすすめ!
・音楽も映像作品も幅広く楽しみたい
スタッフ根本イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックスタッフ:根本

キレの良い端正なサウンド

YAMAHA HA-L7AとYH-5000SEを組み合わせて試聴しました。やや硬質さを感じさせる、キレの良い端正なサウンドです。モニター調というほど無機質ではないものの、ヘッドホンアンプとしての味付けはあまりな音源・ヘッドホンそのもののキャラクターを素直に表現するための道具に徹している印象を受けます。

反面、「PURE DIRECT」という名前のとおり録音状況の良くない音源でも容赦なくそのまま再生してしまうところがあるため、ストリーミング音源などでランダムに聴いている場合は曲ごとの音質の落差を感じてしまうかもしれません。できればヘッドホンと同じように、音源も良質なものを用意して聴き込みたいと思わせる組み合わせでした。続きをみる

周波数特性4Hz-80kHz、-3dB全高調波歪率0.003%以下(1kHz、300mW、32Ω)
SN 比>120dB入出力端子(音声入力)アナログ 1(RCA×1)、デジタル 2(光×1、同軸×1※1)、USB 1(Type-B)、※1:PCM 2ch のみ、192kHz/24bit まで。
入出力端子(音声出力)ヘッドホン 3(標準 6.3mm×1、バランス 4.4mm×1、XLR 4 極×1)
プリアウト/ラインアウト 2(アナログ L/R[RCA]×1、アナログ XLR 3 極×1)
USB(Type-B) 対応フォーマットPCM※2、DSD※3
※2:384kHz/32bit まで。32bit-float ファイル非対応。※3:11.2MHz まで。
寸法(幅×高さ×奥行)333W×133H×189D mm(脚部、突起物を含む)質量5.3kg

【商品情報】YAMAHA HA-L7A

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YAMAHA HA-L7A

Chord Electronics DAVE

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究極のDAC

CHORDの思想や手法をより進化させたCHORDのフラッグシップDACです。最大の特徴であるDAC部分には、汎用DACチップを使わずに、複雑な処理を可能とするアルゴリズムを施した大容量かつ高性能なFPGA Spartan-6 XC6SLX75というLSIを採用、それに合わせて改善したWTAフィルタを搭載することにより、アナログに相当するほどのデータが作れるという高い技術と強いこだわりのシステムを採用しています。

この重い処理に対応するため、アナログ出力段は、20エレメントの新型パルスアレイDACに更新された強力なドライブ力のヘッドホン出力を備えています。まさに、究極といっても過言ではないDACといえるでしょう。

こんな人におすすめ!
・DACにも最上級を求める
・自然で深い奥行の音場を体感したい
サイズ(W幅×H高さ×D奥行)388mm×65mm×150mm重さ約3700g
接続方式(入力) USB B 端子×1、TOS Link PCM96kHz /24bit×2、AES/EBU PCM192kHz /24bit×1、BNC 同軸 PCM384kHz/24bit×4接続方式(出力)XLR バランスステレオ出力×1、RCA アンバランスステレオ出力×1、6.3mm ステレオヘッドフォン出力×1
電源方式ACワイヤレス(Bluetooth)対応-

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Chord Electronics DAVE

据え置き型Bluetooth搭載USB DACのおすすめ

FIIO R9

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USB DACもストリーミングプレイもBluetoothレシーバーもヘッドホンアンプも全て詰まった1台

Android OSを搭載しストリーミングサービスも使用可能な入力にUSB、RCA、光、Bluetooth、出力に6.3mm シングルエンドヘッドホン端子、4.4mm バランスヘッドホン端子、4ピンXLR バランスヘッドホン端子を搭載したマルチに活躍するネットワークオーディオ兼USB DACヘッドホンアンプです。

DAC部分は、ES9038PROを2基、ヘッドホンアンプ部には、FiiOとTHXが共同開発した「THX AAA-788+」という回路を4ウェイのフルバランス設計で採用したという贅沢な仕様も見逃せません。USB DACの枠を大幅に超えたデスクトップオーディオのまさに中心となるアンプとなっています。

こんな人におすすめ!
・マルチに活躍する1台が欲しい
サイズ(W幅×H高さ×D奥行)115×127×160mm重さ約2300g
接続方式(入力)USB3.0 Type‐C、USB2.0 Type‐A、RCA同軸、TOS光、Bluetooth、イーサネット、AV IN接続方式(出力)6.3mm シングルエンドヘッドホン端子、4.4mm バランスヘッドホン端子、4ピンXLR バランスヘッドホン端子、3ピンXLR バランスライン出力、RCAライン出力 ×2、USB3.0 タイプC、USB2.0 タイプA、RCA同軸、TOS光、Bluetooth、イーサネット、AV OUT(ARC)
電源方式ACワイヤレス(Bluetooth)対応Bluetooth受信:SBC、AAC、aptx、aptx-LL、aptx-HD、aptx-Adaptive、LDAC、Bluetooth送信:AAC、SBC、aptX、aptX HD、LDAC、LHDC

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FIIO R9

iFi Audio NEO iDSD2

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シャープなサウンドと進化した機能に注目のDAC内蔵ヘッドホンアンプ

iFiらしいシャープなサウンドに加え、aptX Lossless対応やゲイン調整機能など、大幅アップデートしたDAC内蔵ヘッドホンアンプです。前モデルからBluetooth5.0から5.4へバージョンアップし、aptX Lossless対応したほか、ヘッドホン出力パワーを10倍に増強、4種類のデジタルフィルター搭載、iFi Audio公式アプリ「Nexis」対応など機能性が充実しました。見た目は前モデルとあまり変化はありませんが驚くほどパワーアップしました。

こんな人におすすめ!
・ワイヤレス接続で高音質を楽しみたい
スタッフ根本イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックスタッフ:根本

クリアネスの高い音が楽しめる

NEO iDSD2とArya Organicを接続して試聴しました。iFi Audioらしさを感じるシャープなサウンドにキレのある力強い低域が加わり、非常にクリアネスの高い音が楽しめるモデルです。音場の広さはほどほどですが、音の分離感や前後の立体感などもはっきりと際立たせるような音作りとなっているので組み合わせるヘッドホン側の実力も充分に活かしてくれるかと思います。

それでは旧NEO iDSDと比較した場合はどうでしょう。全体的な音の傾向そのものは変わりませんが、音質面で一番変化を感じるのが「XBass II機能」と「ゲイン調整機能」が追加されたことによる低域表現の違いでしょうか。旧NEO iDSDではこうした機能がないため、低域の力強さを増したい場合にはボリュームを上げることでしか対応できませんでしたが、このNEO iDSD2ではXBass IIとゲインの切り替えで「全体のボリューム自体は上げずに低域だけ強調したい」が可能となります。”あとちょっと”を調整できるかどうか、というのは小さなようで大きな変更ではないでしょうか。

また、実際に操作している中で「ライン出力のボリュームパスON/OFF」切替の方法がより手軽になっている点も見逃せません。より直感的に操作できるようになったのは良い改善点かと思います。(スタッフレビューより引用)続きをみる

デジタル入力USB3.0-Bメス(USB2.0互換)、S/PDIF(同軸/光)、Bluetooth 5.4 アナログライン入力アンバランス入力
ライン出力XLR、RCAヘッドフォン出力4.4mmバランス、6.3mmシングルエンド
対応フォーマットaptX Lossless、aptX Adaptive、aptx、LDAC、HWA/LHDC、AAC and SBCコーデックサイズ214×158×41mm

【商品情報】iFi Audio NEO iDSD2

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iFi Audio NEO iDSD2

ポータブルUSB DACのおすすめ

FIIO Q15

FIIO Q15の画像

進化したサウンド表現が楽しめるポータブルUSB DACアンプ

同じくFIIOの据え置き型USB DAC「K9 AKM」にも採用されている最新のAKMフラッグシップ・セパレートDACシステム 「AK4191EQ+AK4499EX」を搭載、SN比の向上や低ジッタークロックを用いた高精度なD/A変換を実現しています。

Bluetoothレシーバー機能としては、BluetoothチップQCC5125(CPU+DSP デュアルコアデザイン)を搭載、対応コーデックは、AAC、SBC、aptX、aptx LL、aptX Adaptive、aptx HD、LDACと高音質伝送が可能です。

また、新たに「デスクトップモード」を搭載し、独立したType-C電源コネクター(POWER IN)を装備。内臓バッテリーではなく、完全に外部から電源を供給するので、据え置きレベルのパワーで再生できます。

コンパクトで軽量で持ち運びも便利で、出力不足の心配もなく、大活躍してくれそうです。片手で操作しやすいコンパクトなサイズながら余裕がありワクワクするサウンド表現としっかりとした音圧感で十分な聴き応えのポータブルUSB DACアンプです。

こんな人におすすめ!
・自宅で据え置きのUSB DACアンプとしても使用したい
スタッフ唐木イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックスタッフ:唐木

進化したサウンド表現が楽しめる

SENNHEISER HD660 S2と接続して試聴
ボリュームを上げても音割れすることなく、クリアな音でしっかり鳴らしてくれます。出力が足りないと、ベースラインが薄くなったり、全体的な解像度が落ちてしまい、聴き応えがなくなるように感じますが、Q15ではその心配はありません。出力不足で頑張って鳴らしている、という感じがなく、余裕を持って鳴らしてくれるので、様々な音源で試聴したくなるような、そんなワクワクするような感じがして楽しいです。

Noble Audio VIKING RAGNAR Damascusと接続して試聴
ミドルクラスのDAPで試聴しているような鳴らし方でした。サウンドバランスが崩れることもなく、しっかりとした音圧感、ベースラインのアタック、高音域の伸び、どの帯域にフォーカスを当てても十分な聴き応えはあります。ただ、狭い空間で頑張って鳴らしているというような窮屈な鳴らし方でしたので、余裕はありません。
このクラスを鳴らすのであれば、しっかりとしたDAPを用意する必要がありますね。しかしながら、7万円台のヘッドホンアンプでここまで鳴らすのは技術力の進化が感じられます。(スタッフレビューより引用)続きをみる

サイズ(W幅×H高さ×D奥行)71.8×143.5×21.8mm重さ305g
接続方式(入力)USB2.0 Type-C端子、RCA同軸デジタル入力端子BluetoothコーデックAAC、SBC、aptX、aptx LL、aptX Adaptive、aptx HD、LDAC
接続方式(出力)4.4mmバランス、3.5mmシングルエンド電源方式PD 9V、DC給電による充電

【商品情報】FIIO Q15

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FIIO Q15

Astell & Kern AK HC4

Astell & Kern AK HC4の画像

音楽もゲームもサウンドをパワフルに楽しく変えるドングルDAC

DACにはAKM製32bit DAC「AK4493S」を採用、3.5mmとバランス接続のデュアル対応や、UAC 1.0接続、再生する音源のサンプリングレートをリアルタイムにアップサンプリングするDAR機能搭載など機能性も充実しています。サウンドを手軽にパワフルに楽しく変えてくれる小型USB DACです。

こんな人におすすめ!
・音楽もゲームも高音質な音で楽しみたい
スタッフ唐木イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックスタッフ:唐木

ミドルクラスDAPレベルのサウンド

左右の分離感が良くなり、音の情報量がグッと増え、音圧も高くなりました。一音一音のアタック感が明瞭になり、楽曲の全てを余すところなく表現しているように聴けます。

また、縦と横の音の広がり、奥行き感も感じられ、どこでどの楽器が鳴っているのか頭の中でイメージしやすく、その場で聴いているかのうような臨場感と迫力があります。音の情報量だけでなく、音に立体感もあるので、いつも聴いている楽曲も新たな発見があり楽しいです。

Astell & Kern のDAPにも搭載されているDAR(デジタルオーディオリマスター)も試聴しましたが、音質はミドルクラスのDAPレベルに仕上がっていると感じました。(スタッフレビューより引用)続きをみる

入力USB Type-C (UAC 2.0 / UAC 1.0 切替可能)出力3.5mmアンバランス出力 (3極)、4.4mmバランス出力(5極GND結線)
DACAKM AK4493S対応形式PCM : 384KHz/32bit、DSD : DSD256(11.2MHz/1bit) ステレオ
サイズ29.5mm × 64.5mm × 14.5mm重量約31g

【商品情報】Astell & Kern AK HC4

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Astell & Kern AK HC4

Shanling H2

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ローカルファイル再生機能でプレイヤーとしても活躍するDACアンプ

DACチップに低電力設計のためバッテリー消費も少なく、音質面でも定評のあるシーラスロジック「CS43198」を搭載、microSDカードの音源を直接再生できる「ローカルファイル再生機能」でプレイヤーとしても使用できるポータブルDACアンプです。

入力は、Bluetoothワイヤレス・USB type-C、ローカルファイルの再生はShanlingの公式アプリ「Eddict Player」からSyncLinkで接続することにより、スマートフォンから操作できるので非常に便利です。

中高域メインでタイトな低域のスッキリしたサウンドバランスが特徴のポータブルDACヘッドホンアンプです。

こんな人におすすめ!
・ローカルファイル再生機能を使用したい
・高コスパなポタアンが欲しい
スタッフ根本イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックスタッフ:根本

大口径ドライバーや平面駆動ドライバーを搭載したイヤホン・ヘッドホンなどを手軽に

やや硬質さを感じさせる、中高域メインのサウンドバランスでボーカルものが聴きやすい音作りとなっています。タイトで量感控えめな低域と、全体的にスッキリした印象はH7やH5ゆずりという感じです。

組み合わせたイヤホン・3T-154はその名のとおり直径15.4mmという大口径のダイナミックドライバーを搭載しているのが特徴ですが、ローゲイン設定でもその大口径ドライバーを悠々と鳴らしているかのようなドライブ能力の高さを感じさせます。

また、H5発売時あたりから「Eddict Player」と組み合わせた際の使い勝手も格段に上がっていることもあり、特に今回のようにローカルファイル再生で使ってみると「手元で操作可能な便利さ」と「充分なドライブ能力を持ったプレイヤー」とのコンビネーションが非常に快適です。(スタッフレビューより引用)続きをみる

サイズ(W幅×H高さ×D奥行)71.5×100×21.5mm重さ185g
接続方式(入力)Type CBluetoothコーデックLDAC 、AAC、SBC
接続方式(出力)4.4mmバランス、3.5mmシングルエンド電源方式USB-C(BC V1.2対応、最大1.9A充電)

【商品情報】Shanling H2

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Shanling H2

iFi audio iDSD Diablo2

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高い駆動力と堂々としたサウンドのポータブルUSB DACアンプ

ハイパワーな駆動力、機能面が大幅パワーアップし、力強さと分離感の良さを兼ね備えたサウンドと”赤い悪魔”との異名を持つ真っ赤なカラーが特徴のポータブルUSB DACアンプです。出力は前機種を上回る最大 5,180mWで、ゲインスイッチはNormal/Turbo/Nitroに加えてイヤホン向けのIEMatchモード、さらには新しいドライバー方式「MEMSドライバー」専用のxMEMSモードを備え、出力するヘッドホン・イヤホンに合わせて5段階の調整が可能です。

やや硬質で力強さと分離感の良さを兼ね備えた、ポータブル機であることを忘れるほど堂々としたサウンドが特徴のパワフルDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプとなっています。

こんな人におすすめ!
・色んなタイプのイヤホン・ヘッドホンを使いたい
スタッフ根本イメージ

スタッフレビュー
フジヤエービックスタッフ:根本

ポータブルであることを忘れるほど堂々としたサウンド

やや硬質さを感じさせるサウンドで、タイトな低域の力強さやくっきりとした中低域の表現が際立つ音作りとなっています。旧Diabloの特徴でもあった分離感の良さもさらに明確になったかのような印象で、定位感にも優れているのでリスニングだけでなくモニター的な用途にも向いているのではないでしょうか。音だけを聴いていると、このDiablo2が(そこそこ大きくはあるものの)ポータブル機であることを忘れるほど堂々とした鳴らしぶりです。

旧Diabloと比べた場合、その明確な違いは音場の広がり方であるように感じました。旧Diabloが左右方向に広いのに対し、Diablo2では左右は若干近くになるものの前後・上下方向へも空間が広がり、音場が球形に展開されるイメージです。(スタッフレビューより引用)続きをみる

サイズ(W幅×H高さ×D奥行)166mm×85mm×28.5mm重さ約455g
接続方式(入力)USB-C、S/PDIF(3.5mm同軸/光丸)、Bluetooth 5.4、4.4mmバランスライン入力接続方式(出力)4.4mmバランスライン出力、4.4mmバランスヘッドフォン出力、6.3mmシングルエンドヘッドフォン出力
電源方式USB-C(BC V1.2対応、最大1.9A充電)ワイヤレス(Bluetooth)対応aptX Lossless、aptX Adaptive、aptX、LDAC、HWA/LHDC、AAC、SBC

【商品情報】iFi audio iDSD Diablo2

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iFi audio iDSD Diablo2

まとめ

USB DACは、
・ハイレゾ音源を楽しむならスペックをチェック
・本格的にオーディオ環境を整えるなら据え置き型
・スマホと繋いで手軽に楽しむなら小型のポータブルタイプ
・テレビや映画、ゲームをを楽しむなら同軸・光デジタル端子搭載

USB DACは価格帯も用途もそれぞれですが、各社さまざまな「良い音にしたい」という技術や理念が詰まっています。普段聴いている音楽も、機材が変われば感動は何倍にもなります。上を目指すという場合はぜひ導入or買い替えを検討してみてください。

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